コバルトではコーヒー豆焙煎後の鮮度を重視し、販売期間を焙煎から7日後までと定めています。
毎回7日後までに売り切れればいいのですが、そうはいかないこともあります。
売れ残って販売期間を過ぎてしまった豆はどうなるか?
飲める程度の量なら自己消費、飲み切れない時は基本廃棄です。
ただ、イタリアンローストやフレンチローストといった極深煎りは、製菓、製パンなど飲む以外の用途に使えます。
そのひとつとして施行していたのがコーヒー餡です。
今回、イタリアンローストの豆が売れ残ったので、久しぶりにチャレンジしてみました。
【これまでのチャレンジ】
最初は小豆餡を作る時の水の代わりに濃厚コーヒー液を使う方法でしたが、小豆に負けて、コーヒー感があまり出ませんでした。
そこで白餡を作る時の水の代わりに濃厚コーヒー液を使う方法をとる事にしました。
しかし、手亡、白えんどう豆といった白餡の材料が入手しにくかったので、インド人コミュニティが発達している神戸には豊富なスパイスストアで販売されている豆で代用することにしました。
1Kg500円程度なので、原価低減にもなります。
前回は White Lobia という豆を使ってみました。
White Lobia は日本語訳で白えんどう豆と書かれているので、白餡の材料として適しているようなのですが、皮が固く、水に浸けた後、煮る前に皮を取る必要があり、これがなかなか大変でした。
【Black Eye 編】
そこで、今回はBlack Eyeという別の豆で試しました。
名前どおり黒い目のような柄があり少し不気味ですが、粒は小さく、皮も柔らかめです。
皮を取らずに作ってみましたが、フードプロセッサーを使わなくても、マッシャーだけでそこそこ滑らかにすることができました。
風味はWhite Lobia よりは癖がある感じです。
でも小豆ほどでは無いので、コーヒー感は残りました。
まずまずの物が、簡単、低コストで作れたので、今後は Blace Eye固定でクオリティを高めていこうと思います。