コーヒー豆の収穫時期、クロップの記載について

コーヒー豆の商品名や商品説明に14/15や15/16というクロップの年度を記載していました。
これは、仕入元からの情報をそのまま記載していたのですが、仕入元によって解釈が違っていてややこしいのです。

コーヒーの年度では 15/16とは2015年10月から2016年9月までの期間を差します。
この間に収穫されたコーヒー豆を15/16と表記するのですが、仕入元に寄っては2015年5月に穫れた豆が2016年1月に入ってくるような場合も 15/16 と主張したりすることもあります。

これでは、一貫性を欠いてしまいますので、当店では今後は以下のように極力統一していくことにします。

・商品名においては、2015年10月~2016年9月に収穫された豆を15/16と表記する

(例) インドネシア リントンニフタ 15/16

・収穫時期が2015年7月~10月のように年度をまたがる場合も15/16と表記する

※年度の変わった10月以降も収穫されているので特に問題ないと思います。

・商品名は上記クロップ表記で書きますが、商品説明内ではできるだけ収穫時期を調べて年月で記載する

(例) 収穫時期: 2015年6月~9月

入港時期を書いているコーヒー屋もあるのですが、2年前に収穫された豆が先月入港するようなケースではあまり意味が無いように思いました。
とりあえず、当店では上記のようにやってみたいと思います。
今後入ってくるものから適用していくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。

コーヒーセッション(ハンドドリップ抽出編) 2月開催のご案内

2月の「コーヒーセッション (ハンドドリップ抽出編)」の開催日程をお知らせします。

日にち: 2/9(火), 2/23(火)

時間: 10時-11時,14時-15時の1日2回開催です。

既にセッションのページから申し込み可能となっていますので、よろしくお願いします。

イベントのお知らせはニュースレターでもお知らせしています。よろしければコチラからご登録ください。

ハンドドリップ
ハンドドリップで実際に淹れていただく内容になっています。

コーヒーで温まることはできるのか

先週ぐらいから寒い日が続きますね。

明日は数十年ぶりの大寒波が来るというニュースもあり、警戒されているかたも多いのではないでしょうか?

そんな寒さにコーヒーで対峙できないかと思い、ネットの情報を調べてみたのですが、どこのサイトを見ても、ネガティブよりの情報が出てきます。

コーヒーといえば温まるイメージを持っているかたもいらっしゃると思います。
たしかに、熱いコーヒーが入っている容器に触れたり、熱いコーヒーが体に入ったりすると、その時は体感的に温まります。しかし、その後はカフェインの利尿作用によって冷えていくということが判っており、「体を冷やす飲み物」側に含まれることが多いです。

カフェインの影響なので、コーヒーだけでなくお茶も同様ですが、紅茶はポリフェノールに温め効果があるので、むしろ「体を温める飲み物」に含められています。

とはいっても、このブログを見てくださっているかたなら、きっと「紅茶よりコーヒー派」に違いないと思います(^^)

そこで、コーヒーで温まるのは難しそうですが、せめて、コーヒーを飲んでも冷えにくくする方法をと思い、以下の2つを考えてみました。

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(1) 白い砂糖は使わない

精製された白い砂糖(グラニュー糖、上白糖など)は体を冷やすそうです。ただでさえ体を冷やすと言われているコーヒーにそういった砂糖を入れると、より冷えてしまいそうです。
砂糖を入れるなら黒糖など精製されていないものに変えてみてはいかがでしょうか。
当店でも、マスコバド糖、ココナッツシュガーを扱っていますが、マスコバド糖は癖が少なくて合わせやすいと思います。

マスコバド糖
フィリピンのネグロス島で作られている黒砂糖です。

(2) 体を温めるものをコーヒーに加える

ココアパウダー、シナモンパウダー、ジンジャーパウダーなどは体を温めると言われており、かつ、コーヒーに付加するものとして比較的ポピュラーです。
これらを加えると、先述しました紅茶におけるポリフェノールのように、カフェインによる冷やしをオフセットすることが期待できます。

以上ですが、ブラックでしか飲まないかたには何の役にも立たないですね(^_^;)
苦しい展開となってしまいましたが、冷えをしのぐ一助となれば幸いです。
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