アイスドリンク販売終了 (11/9) のお知らせ

アイスコーヒー

アイスドリンク(アイスコーヒー, アイスオレ, アイス豆乳オレ)は11月9日(月)をもちまして、今年の販売を終了します。

販売再開は来年の春の予定です。

ご愛顧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

アイスコーヒー

濃いコーヒー

strong coffee

【濃いコーヒーがいいんだけど】

「甘い」の次は「濃い」に行ってみたいと思います。

「濃いのがいいんだけど」とよくお聞きすることがあります。
店主もどちらかというと、あっさりしたコーヒーより濃いコーヒーが好みです。

似た表現に「コクがある」、「ボディがある」というのもありますが、前者は非常に曖昧で、人によって意味合いも違うように思います。
「ボディがある」は「濃い」とほぼ同じだと思いますが、今回は「濃い」で統一することにします。

strong coffee

【どういうコーヒーが濃いのか】

まず前提として、粉の量、挽き方、淹れ方は同じ条件とします。というのは、一般的に以下の法則があるからです。

・粉の量が多くなると濃くなる
・挽き方が細かくなると濃くなる
・湯温が高くなると濃くなる
・抽出時間が長くなると濃くなる

お客様が店側に聞きたいのは、上記ではなく、豆が持つポテンシャルとしての濃さだと思いますので、以下はそれについて書きます。

基本的に焙煎が進行するに連れて濃さは増してくるのですが、あまりに深く煎りすぎると逆に薄くなるように感じます。(「ボディを失う」と言ったりします。)
そういうわけで、イタリアンローストよりは、フルシティローストかフレンチローストぐらいのコーヒー豆が一番「濃い」を感じていただけると思います。
一番苦いのはイタリアンローストですが、「一番苦い」イコール「一番濃い」では無いということです。

「フルシティローストの中ではどれが濃いか?」については、産地の環境、収穫後の鮮度、品種などの影響があると言われていますが、一概にこうだとは言えません。
その時のラインナップの中でどれかぐらいはお答えできますので、聞いていただければと思います。

drip coffee

【抽出条件での調整は粉の量がオススメ】

なお、序盤に書きましたように、粉の量、挽き方、淹れ方によって濃く調整することは可能です。
ただ、粉の量を増やすのはいいのですが、挽き方、湯温、抽出時間による調整は不味い成分が出やすくなることにもつながるのでご注意ください。
抽出方法に合った条件(挽き方、湯温、抽出時間)にとどめておいて、濃さは粉の量で調整することをオススメします。

LINE ショップカード (スタンプカード) 利用開始のお知らせ

LINEショップカード

1昨日にリリースされたLINEのショップカード機能を当店のスタンプカードで利用を始めました。LINEを利用中のかたであれば下記のリンクからすぐに利用を初めていただけます。

https://line.me/R/ch/1432061434/coffeemeetsbagels

※紙のスタンプカード、およびスタンプス(Stamps)を利用されているお客様へ

・ポイント移行はできませんので、旧カードで特典交換後にLINEショップカードの利用を開始ください。

・旧カードも廃止する予定は今のところありません。ただし、既にLINEを利用されているかたであれば、新カードのほうが便利だと思いますので、乗り換えをご検討下さい。

LINEショップカード

粉で濾す?

置き去り

【粉で濾す?】

コーヒーのペーパードリップで「粉で濾す」と言う表現を聞いたことありますでしょうか?

「”紙で濾す”の間違いでは?」と思われるかたもいらっしゃるかもと思い、説明記事を書いてみることにしました。

【まず思いつくのは「紙で濾す」】

「濾す」を辞書で引くと「液体などに混じったごみやかすを,布・紙・フィルターなどで取り除く」と出てきます。

ペーパードリップによるコーヒーの抽出では、コーヒーの粉と液体が混ざった状態になりますが、粉は紙で取り除かれて、液体だけが落ちます。これは「紙で濾す」です。

【もう1つが「粉で濾す」】

ドリップ抽出ではもうひとつの「濾す」があります。それが冒頭の「粉で濾す」です。

コーヒーの粉は多孔質になっていて、その一つ一つの部屋や壁にコーヒーの成分が存在しています。そして、その成分には美味しい成分もあれば不味い成分もあります。

コーヒー豆のハニカム構造
焙煎されたコーヒー豆は多孔質になっています。

当然、コーヒーを淹れる者としては、美味しい成分だけをカップの中に取り込みたいわけです。

しかし、不味い成分を紙で濾すことはできません。美味しい成分だけでなく不味い成分も紙を通過することができてしまいます。

じゃあ、どこで濾すかというと、コーヒーの「粉で濾す」のです。

粉から美味しい成分は溶かし出しつつも、不味い成分は粉に置き去りにするのが、「粉で濾す」ということです。

置き去り
不味い成分を置き去りにします。

「紙で濾す」のは紙が勝手にやってくれるので、意識すべきは「粉で濾す」のほうです。

「美味しい成分だけ溶かし出して、不味い成分は置き去りにする」
そうイメージしながら淹れると、なんとなく淹れるより楽しんでいただけると思います。
「美味しくなあれ、美味しくなあれ、まずいのは入っちゃやーよ・・・^^;」
そんな感じで、ぜひやってみてください。I can do!