2種類のギシル (コーヒーチェリーティー)

以前に雲南産ギシルについて書きましたが、今回また、ギシルのサンプルをいただきました。
種類が2つあって、数もそこそこありますので、雲南コーヒー豆の販促 (^^;) に役立てようと思っています。

【ギシルとは(おさらい)】

ギシル (qishr) とはコーヒーチェリーの果肉部分を乾燥させてカリカリしたもの、あるいは、それから抽出したお茶のような飲み物のことを指します。
コーヒーチェリーティー(Coffee Cherry Tea) とも呼ばれます。
乾燥直後のコーヒーチェリー

【2種類のギシル】

今週、焙煎&提供開始を予定している雲南のコーヒー豆と同じ生産者のものです。

前はナチュラルのギシルだけでしたが、今回はウォッシュト&パルプドナチュラルのもあります。

「なぜ、ウォッシュト&パルプドナチュラルとひとまとめにになっているのか?」
と思われませんでしたか?

ウォッシュトパルプドナチュラルは果肉をとった後、パーチメントに付着したミューシレージ(ぬるぬるした粘着質)をどう処理するかによる違いでしたよね?

なので既に剥がされた果肉(ギシル)からすると、無関係でどうでもいい違いなのです。

これに対し、ナチュラルのギシルはパーチメントが多く混ざるので、かなり異なった様になります。
ウォッシュトとナチュラルのギシル
上の写真で左がウォッシュト&パルプドナチュラル、右がナチュラルです。
明らかに外観に差があります。
ナチュラルのほうに白っぽい色のパーチメントが多く混ざっているのがわかります。

素材が違うので抽出具合も変わってきます。
ギシル (Qishr)
同じ量で比較した場合、ウォッシュト&パルプトナチュラルは4分ほど湯に浸けておけば成分が十分出ますが、ナチュラルは煮出さないと濃く出ません。

蒸し暑い時期なのでアイスで楽しみたいということもあるかもしれませんが、高温抽出を前提としたものなので、水出しは避けたほうがいいと思います。
ホットで抽出したのほうを冷やしたほうが無難だと思います。

【お試し下さい】

数に限りがありますが、今週リリース予定の雲南のコーヒー豆のおまけとして、ご希望のかたにお配りしようと思っています。

ぜひお試しの上、感想などお聞かせください (^^)

肝心の雲南コーヒー豆のリリース日はまだ決まってません (^_^;)
決まりましたら、別途、お知らせします。

どうぞ、よろしくお願いします。