コーヒー豆の加工方式 (4) スマトラ式 (ウェットハル)

コーヒー生豆の加工方式の紹介を続けます。今回はスマトラ式(ウェットハル)です。
パーチメント、ミューシレージいった用語は初回記事をご参照下さい。

スマトラ式(ウェットハル)は主にインドネシアのアラビカ種のコーヒーで使われる方式です。
当店のマンデリン リントン ニフタ もこの方式です。
以下のプロセスでコーヒーチェリーから生豆へと加工されます。

  1. 収穫
    まずは赤く熟したチェリーを摘み取る
  2. 果肉除去
    チェリーの果肉をパルパー(果肉除去機)にて除去する
  3. 乾燥
    ぬめり(ミューシレージ)のついたままのパーチメントコーヒーをそのまま乾燥する
  4. 集荷
    部分的(水分40~50%)に乾燥したパーチメントコーヒーを業者が農家から集める
  5. 脱穀
    脱穀機でパーチメントを取り除き、生豆を取り出す
  6. 乾燥
    含水率が11-13%程度になるまで乾燥する

 

スマトラ式は唯一生豆の状態で乾燥させる方式(他はパーチメントコーヒーの状態で乾燥)です。農家と集荷業者の分業の都合から自然発生的に生まれたと言われるこの方式がマンデリン独特のフレーバーに寄与しています。
(スマトラ式で加工された他国のコーヒーがあれば味わってみたいものですが、現状では全く見かけません。)

次回はパルプドナチュラルを紹介します。

スマトラ式

ツキイチコンボ(5/11,5/12)のお知らせ

5/11(日),5/12(月)にツキイチコンボを実施します。
5/4,5/5はアースデイ神戸に出店のため、1週ずらしてのの開催となっています。

・ツキイチコンボ500 (「440円/100gの任意のコーヒー豆」 と「特定のベーグル」がセットで 500円

・ツキイチコンボ600 (「520円/100gの任意のコーヒー豆」 と「特定のベーグル」がセットで 600円

今回の「特定のベーグル」はマスコバドレーズンです。
5月は国際フェアトレード月間ですので、マスコバド糖(フィリピンのフェアトレード黒砂糖)を使ったこのベーグルをセレクトしました。

どうぞよろしくお願いします。

マスコバド糖生産者ウィリアム・ペニダは8人のお父さん

マスコッティ(マスコバド糖のビスコッティ) 新発売のお知らせ

4/23からマスコッティ(マスコバド糖のビスコッティ)を発売開始しましたのでお知らせします。

マスコバド糖のビスコッティ、略してマスコッティです。
マスコバド糖とはフィリピンのネグロス島で作られ日本にフェアトレードで輸入されている黒砂糖です。そのやさしい甘味とコクがアーモンドの香ばしさにマッチしたビスコッティです。

5月の世界フェアトレード月間に合わせた5月末までの期間限定販売で、価格は150円です。
イタリアンフェア(4/25,4/26)アースデイ神戸(5/4,5/5)だけでなく、通常の店頭販売も5月末までビスコッティとしてはマスコッティをお出しする予定となっております。

どうぞ、よろしくお願いします。

mascotti (mascobado sugar biscotti)

神戸マラソン2014パンフ

昨日よりエントリ開始となりました神戸マラソン2014、既に申し込まれましたでしょうか?

なぜかコーヒー豆屋の当店にもパンフが50部ほど置いてありますので、ご自由にお取り下さい。
(専用振替用紙は付いておりません。)

なお、はぐれメタルは偽物(ペーパーウェイト)なので、倒そうとかしないでください。

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コーヒーセッション(ペーパードリップ抽出編) 5月開催のお知らせ

5月の「コーヒーセッション (ペーパードリップ抽出編)」の開催日程をお知らせします。

日にち: 5/6,5/13,5/20
時間: 10時-11時,14時-15時の1日2回開催です。(5/6はPMのみです。)

5月はフェアトレード月間ですので、フェアトレードのコーヒー豆を使用予定です。
また、暑くなってくる時期ですので、アイスコーヒーも淹れていただく予定です。

既にセッションのページから申し込み可能となっていますので、よろしくお願いします。

最初の「蒸らし」で膨らまないのはNGです。