「はちみつレモン」に替えて、7月21日 (木) から「コーベー」を作ります。
原材料のコーヒー豆にはリオオリンピックにちなんでブラジル ダテーラヴィラ (イタリアンロースト) を使用します。
提供期間は8月1日 (月) までです。
どうぞよろしくお願いします。
「はちみつレモン」に替えて、7月21日 (木) から「コーベー」を作ります。
原材料のコーヒー豆にはリオオリンピックにちなんでブラジル ダテーラヴィラ (イタリアンロースト) を使用します。
提供期間は8月1日 (月) までです。
どうぞよろしくお願いします。
前に書いた「簡単&楽ちん: コーヒー豆から自分で作るカフェオレベース(コーヒーシロップ)」を見て、実際にやってみたとの報告を何件かいただきました。
やっぱり実践してもらえると、書いた側としては嬉しいです。ありがとうございます。(^_^)
その中で、コーヒーメーカーでやろうとしたけど思うような液体にならないという話がありましたので、今日はそれをフォローする内容を書くことにします。
カフェオレベースとは「ただの濃厚なコーヒー」なので、コーヒーメーカーの取扱説明書に書かれている水、粉の量の組み合わせから、水だけ半分以下に減らせばいいというのが基本的な考えです。
一般的なコーヒーメーカーでは杯数が少ないほど薄くなりがちですので、1-8杯まで作れるコーヒーメーカーならMAXの8杯分の粉を入れて、水は4杯分以下にして作ります。
ただ、コーヒーメーカーはハンドドリップのように注ぎ方に融通が効かないので、粉に対して水が少ないと、全ての粉にまんべんなく湯を通すことができません。
粉の中央の真上からポタポタ湯が落ちるだけのコーヒーメーカーだと、外のほうの粉はまだ乾いているのに水が無くなって、終わってしまうことになります。
この状態では、抽出不全で、結構な量の粉を使った割に薄い液体になってしまいます。
さらに水を減らせば、少しは抽出液を濃くできるかもしれませんが、出来上がり量は減り、ますます粉のムダが増えてしまいます。
そこで、粉と水の量は据え置いた対策として以下の2つを挙げます。
1. 手動で混ぜる
真ん中しか湯が通らないということが無いように、適当なタイミングでマドラー等を使って粉と湯をかきまぜる方法です。
これで抽出不全を改善することはできますが、「ポチッとするだけで完成」というコーヒーメーカー最大の長所が無くなってしまいます。
これなら、最初からハンドドリップで淹れたほうがいいような気もしますので、次の方法を紹介しします。
2. コーヒー豆を細かく挽く
細挽きにすると、湯が通過しにくくなるので、湯がたまって、粉全体が浸かります。
これによって、乾いたままの粉が残るようなことは減り、濃い液体を抽出することができます。

ただ、細く挽くことのデメリットとして、苦味、雑味、渋味なども出やすくなると思います。
ブラックで飲むには少々きついかもしれませんが、たっぷりの牛乳で薄めることが前提のカフェオレベースなら許容できる範囲だと思います。
コーヒーメーカーもバラエティに富んでますので、今回の内容があてはまるかどうかわかりません。
ただ、粉が乾いている状態で終わってしまっているのなら、細挽きで改善するかもしれません。
細挽きにしたことで、湯が落ちにくくなって溢れるってこともあり得ますので、うまくいくまでは、側で見守りながらされるといいと思います。
ちなみに、何を隠そう、当店も細挽き&コーヒーメーカーで作ってますので、お使いのコーヒーメーカーに合わせて工夫すればなんとかなると思いますよ!
満足のいくカフェオレベースができることを祈っています (^_^)

だいぶ前に流行し、既に一段落した感のある水出しコーヒーでしたが、アメリカ(Cold Brew)の影響か、昨年ぐらいからまた水出し用の器具などがいろいろ出てきています。
Coffee Lover が暑い日本の夏に汗だくにならずにコーヒーを楽しむ方法は主に次の2つだと思います。
・エアコンで部屋を涼しくしてホットコーヒーを飲む
・エアコンはつけずにアイスコーヒーを飲む
俺は昔は前者だったのですが、地味にCO2削減や東日本大震災後の節電に取りくんだりしているうちに、後者が増えてきました。
アイスコーヒーの淹れ方にしても、「ホットで淹れて急冷」一辺倒だったのが、この頃は加熱する必要が無い水出しで時々淹れてます。
さて、その水出しコーヒーですが、店のお客様からも水出し用の器具を置いてないか、聞かれることがちょくちょく出てきました。
そのうち何かしら器具を仕入れようかと考えてはいます。
ただ、一般的な水出しの淹れ方というのは、水とコーヒー豆(粉)を混ぜて、しばらく置いたのを濾すだけですので、特別な器具が無くても簡単にできます。
例えば、ハンドドリップでホットコーヒーを淹れてるかたなら、ドリッパーをお持ちだと思いますので、それで濾せばOKです。
ハリオのV60は穴が大きくて落ちるスピードが速いので、この用途にむいていると思います。

(1) 適当な容器に粉と水を淹れて、粉全体に水が染みるように軽く混ぜます。
(今回は粉40g,水470gにしてみました。)
(2) 8時間ほど冷蔵庫で放置。
(3) 4杯用のV60ドリッパーで濾して完成。
専用器具じゃ無くても、仕組みは同じなので、味に遜色はありません。
もし ドリッパーが無くても、麦茶用のパックやキッチンペーパーなど家にあるもので、代用できると思います。
以上は浸けて濾すだけのタイプの場合ですが、点滴タイプの水出し(ウォータードリップ)についても、ちょっと難易度があがりますが、前に紹介した氷出しで近いことはできます。
いたずらにモノを増やしたくない場合は、あるものでできないか工夫してみてください(^^)
ここんとこマジメなブログ投稿が続いたので、今日はレベルダウン気味にいってみたいと思います(^_^;)
InstagramやFacebookの投稿で時々韻を踏むようにしてるのですが、我ながらイマイチ感があり、改善ポイントを考えてみました。
この投稿を題材に、どうすればもっと良くなるかについて2点あげてみました。
上の投稿の場合、「豚肉」「スライス」「ブラジル」の母音が全て「うあいう」です。
4文字 x 3箇所の韻になっていて、構成としてはそれほど悪くないように思います。
でも音読してみると、韻ならではの心地よさがあまり感じられません。
どうやら、それは真ん中の「スライス」が原因のようです。
例えば「豚肉(ブタニク)」と「ブライス(※)」、あるいは「豚肉(ブタニク)」と「スライク(※)」のように、最初か最後の音が一致していれば改善されるようです。
※ そんな語はありませんが、気にしないで下さい。
「スライス」と「ブラジル」も同様に、「ブライス」と「ブラジル」あるいは「スライル」と「ブラジル」ならマシになるようです。
ただのダジャレに成り下がらない程度の距離感がツボなようです。
今回の一番の問題は「豚肉のスライスとブラジル?それが何?」と思われて当然の、ナンセンスな文になっていることだと、思います。
韻を踏むことにとらわれ、言いたいことも言えない事をポイズンと呼ぶらしいです (^_^;)
きちんと伝えたいメッセージが伝わるように、ポイズンにならないように心がけていきたいです。
明け方のガテマラ #韻 #自家焙煎コーヒー #三宮東 #神戸 A photo posted by Ayato Shinomiya (@coffeemeetsbagels) on
以上2点に気をつけ、これからも踏んでいきたいと思います (^^)
台湾から Mr. Clever という抽出器具を取り寄せてみました。
当店の試飲で使っている Clever Coffee Dripper (クレバーコーヒードリッパー) とほとんど同じものです。

違いは、形が微妙に違うのと、色のバリエーションが増えたぐらいでしょうか。
今回はネイビーを調達しましたが、黒、水色、赤などもあるようです。
ニセモノでは無く、同じメーカーが作っていようですので、Clever Coffee Dripper の後継(もしくは先行?)といっていいのかもしれません。
使用方法も同じで、ペーパーに粉をセットして、湯を注いで数分待ち、カップに乗せるだけという、淹れるのも片付けるのも簡単楽ちんな抽出器具です。
ここでタイトルの Stopper (ストッパー) ですが、Dripper (ドリッパー) の間違いでは?と思われたかもしれません。
でも、敢えて Stopper とした理由があります。
止めて欲しいものがあるからです。
今回仕入れた Mr. Clever の1台は店内での試飲用です。
既存の Clever Coffee Dripper と2台構成になることで、よりスピーディに試飲していただけるはずです。
それ以外にも何台か販売用に仕入れました。
何故取り扱ってみようと思ったかというと、レギュラーコーヒー(豆から淹れるコーヒー)からインスタントコーヒーへの逆戻りを止めたかったからです。

家飲みコーヒーは、以下の様な流れでステップアップしていくことが多いと思います。
「インスタントコーヒー」 → 「 コーヒーメーカ」 → 「ハンドドリップ」
ステップアップするにつれ、コーヒーの美味しさ&面白さにハマっていきます。
嗜好品の類は一度良いものを知ってしまうと、前にはなかなか戻れないものだと思います。
でも、やむを得ない事情で戻ることがあります。
たとえば、加齢、病気、多忙などによるものです。
うちの親も、ハンドドリップをやめ、コーヒーメーカになり、ついにはコーヒーメーカの洗い物が多い事が面倒になり、インスタントコーヒーまで戻ってます。
妥協を決断する時というのは結構悲しい気持ちになると思います。
料理が好きな人が、これからはインスタント食品で済ませることにする。
車が大好きな人が、もう運転しないことにする。
インスタントコーヒーへの逆戻りも、そんな感覚に近いんじゃないかと思います。
コーヒーが好きで、コーヒーを豆から淹れている人が、インスタントコーヒーへ戻ることを踏みとどまり、「豆から淹れる」コーヒーライフを送り続ける。
Clever がそれに役立てばいいなと思いました。
もちろん、以上の事は抜きにしても、オフィス等での利用に便利な器具ですので、特に Stopper の必要に迫られていない方もどうぞ ^_^
