無理せずコーヒーを楽しみましょう (^_^)

一昨日は定休日でした。
コーヒーセッションの開催日でしたが、午後の部にキャンセルが入ったので、梅田まで出てコーヒー屋さんを2軒まわってきました。

どちらも、雑誌やWEBのサードウェイブコーヒー特集などに取りあげられるような今風(^_^;)のコーヒー屋さんです。

【今風のコーヒーとは】

ホット、アイス合わせて5種類ほどいただきましたが、噂どおり煎りが浅いです。
どれを選んでも、当店でいうミディアムロースト、ハイローストぐらいの焙煎度のコーヒーが出てくるようです。
当然、酸味は最高潮です。

アイスコーヒーぐらいは別の深煎りのコーヒー豆を使うのかなと思ったんですが、違いました(^_^;)
ホットコーヒーと同等の浅煎りのコーヒー豆を使って、水出しで作ったり、フレンチプレスで淹れたのを急冷して作ったりしてるんですね。

「ホットもアイスも酸味を味わいましょう!」ということなのでしょう。

【今風のコーヒーは美味しいのか】

※ これは飲む人の好みですので、参考程度にとどめてください。

酸味のみならず、渋み、雑味まで最高潮のコーヒーもありました(^_^;)

さすがにこれは「誰が飲んでも美味しくないだろ・・・」と思ってしまいましたが、そういう問題外なのを除けば、美味しく飲める人もいるんじゃないかと思います。

ただ、カフェなどで非日常的に飲むのに向いてるコーヒーという印象です。

豆で買って帰って毎日飲む「我が家のコーヒー」としては、あまり適していないと思います。

※あくまで個人的感想です。

普段飲むコーヒーは、しみじみ美味しいのが一番ではないでしょうか。
普段飲むコーヒーは、しみじみ美味しいのが一番ではないでしょうか。

【無理せずいきましょう (^_^)】

「このコーヒー美味しい!毎日飲みたい!」と、本当にそう感じたのならいいと思うんです。

でも、そうではなく、

「流行っているから美味しい」

と、思わされてるかた、思い込もうとしているかたも少なからずいらっしゃるような気がしています。

流行色はナントカ委員会によって決められていることはご存知でしょうか?
そこで決まった流行色にファッション業界などが追随するわけです。

コーヒーもこれに近いものがあって、ナントカ協会で、「美味しいコーヒーとはこういうものだ!」となれば、流行りモノ好きな店や人がそれに追随する流れがあります。

毎年「今年の流行色」を追いかける人もいらっしゃるとは思います。
でも、無駄なコストはかけず、自分が本当に好きな色の服を着続ける人のほうが多数なのでは無いでしょうか。

コーヒーも先入観無しに飲んでみて、美味しいと思うコーヒーがいいと思います。

無理にレモンティー、ハーブティーみたいなコーヒーを飲まなくてもいいでしょう。

好みのコーヒーを楽しんでいきましょう (^_^)

以上、流行色そっちのけで青色ばかり着ているやつの投稿でした。(^_^;)

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コーヒーセッション開催のお知らせ (2016年8月)

8月の「コーヒーセッション (ハンドドリップ抽出+アイスコーヒー作成編)」の開催日程をお知らせします。

日にち: 8/9, 8/30

時間: 10:00-11:30,14:00-15:30の1日2回開催です。

9月からはホットコーヒーのみの内容に戻りますので、アイスコーヒー編をご希望のかたはぜひ8月の開催をご利用ください。

既にセッションのページから申し込み可能となっていますので、よろしくお願いしす。

イベントのお知らせはニュースレターでもお知らせしています。よろしければコチラからご登録ください。

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コーヒー豆「ケニア ティムファクトリー 15/16」提供開始のお知らせ

Thimu Factory

本日から「ケニア ティムファクトリー」を提供開始します。
焙煎度はフルシティローストです。

ご購入量 価格
100g 600円
200g 1,160円 (100gあたり580円)
500g 2,800円 (100gあたり560円)

2ヶ月ほどの提供期間になる見込みです。
どうぞよろしくお願いします。

Thimu Factory
バラグウィ・コーヒー生産者組合所有のティム・ファクトリー

コーヒーメーカーで作るカフェオレベース(コーヒーシロップ)

前に書いた「簡単&楽ちん: コーヒー豆から自分で作るカフェオレベース(コーヒーシロップ)」を見て、実際にやってみたとの報告を何件かいただきました。

やっぱり実践してもらえると、書いた側としては嬉しいです。ありがとうございます。(^_^)

その中で、コーヒーメーカーでやろうとしたけど思うような液体にならないという話がありましたので、今日はそれをフォローする内容を書くことにします。

【コーヒーメーカーにおける問題点】

カフェオレベースとは「ただの濃厚なコーヒー」なので、コーヒーメーカーの取扱説明書に書かれている水、粉の量の組み合わせから、水だけ半分以下に減らせばいいというのが基本的な考えです。

一般的なコーヒーメーカーでは杯数が少ないほど薄くなりがちですので、1-8杯まで作れるコーヒーメーカーならMAXの8杯分の粉を入れて、水は4杯分以下にして作ります。

ただ、コーヒーメーカーはハンドドリップのように注ぎ方に融通が効かないので、粉に対して水が少ないと、全ての粉にまんべんなく湯を通すことができません。

粉の中央の真上からポタポタ湯が落ちるだけのコーヒーメーカーだと、外のほうの粉はまだ乾いているのに水が無くなって、終わってしまうことになります。

この状態では、抽出不全で、結構な量の粉を使った割に薄い液体になってしまいます。

【対策】

さらに水を減らせば、少しは抽出液を濃くできるかもしれませんが、出来上がり量は減り、ますます粉のムダが増えてしまいます。

そこで、粉と水の量は据え置いた対策として以下の2つを挙げます。

1. 手動で混ぜる

真ん中しか湯が通らないということが無いように、適当なタイミングでマドラー等を使って粉と湯をかきまぜる方法です。
これで抽出不全を改善することはできますが、「ポチッとするだけで完成」というコーヒーメーカー最大の長所が無くなってしまいます。

これなら、最初からハンドドリップで淹れたほうがいいような気もしますので、次の方法を紹介しします。

2. コーヒー豆を細かく挽く

細挽きにすると、湯が通過しにくくなるので、湯がたまって、粉全体が浸かります。

これによって、乾いたままの粉が残るようなことは減り、濃い液体を抽出することができます。

エスプレッソ用まではいかない程度の細挽きです。
エスプレッソ用の極細挽きまではいかない程度の細挽きです。

ただ、細く挽くことのデメリットとして、苦味、雑味、渋味なども出やすくなると思います。
ブラックで飲むには少々きついかもしれませんが、たっぷりの牛乳で薄めることが前提のカフェオレベースなら許容できる範囲だと思います。

コーヒーメーカーもバラエティに富んでますので、今回の内容があてはまるかどうかわかりません。
ただ、粉が乾いている状態で終わってしまっているのなら、細挽きで改善するかもしれません。

細挽きにしたことで、湯が落ちにくくなって溢れるってこともあり得ますので、うまくいくまでは、側で見守りながらされるといいと思います。

ちなみに、何を隠そう、当店も細挽き&コーヒーメーカーで作ってますので、お使いのコーヒーメーカーに合わせて工夫すればなんとかなると思いますよ!

満足のいくカフェオレベースができることを祈っています (^_^)

アイスオレ
カフェオレベースと牛乳を冷蔵庫にストックしておけば、いつでもアイスオレができます。