「最小6個から」を乗り切ろう! (大福餅 編)

牛乳おしるこではなく豆乳ぜんざい

あちこちで色々な和菓子を楽しむようになるとぶつかるのが、「最小6個から」の壁ではないでしょうか。

3個でも4個でも5個でもなく、しきたりでもあるかのように、「6個」が圧倒的に多いんです。

そして、ぜひ手に入れたいと思うような銘菓にかぎって多いんですよね、このパターン。

誰かと分けれるといいのですが、一人で同じ和菓子を6個というのは結構つらいものがありますよね~。

そこで同じ和菓子6個を飽きずに美味しく楽しむ方法について書いてみます。

今回は、6個売りの定番?「大福餅」についてです。

【1個目】 そのまま

購入後の最初の1個はやっぱりそのままでしょう。

大福は基本的に朝生菓子なので、朝に買ったらお昼までには食べてしまうのがベストです。

【2個目】経時変化を楽しむ

早く食べたほうが良い大福ではありますが、人の好みというものはあります。

柏餅や団子などしっかり噛みごたえのある餅物が好きな方なら、時間をおいたほうが美味しく感じるかもしれません。

当日夜や翌朝など、賞味期限の範囲内で時間をおいてみて、食べ時を探ってみるのもいいと思います。

【3個目】 凍らす

大福は冷凍しても美味しいです。

「ちょっと甘すぎるなぁ」と感じる大福でも、冷凍する事でちょうど良い甘味になったりしますよ。

解凍の度合いよっても食感や甘味が変わってきますので、お好みで。

俺は冷凍庫から出したばかりのを、口の中で解かしながら食べるのが好きです。

冷凍大福餅

【4個目】 焼く

時間がたって固くなってきた大福を焼いて食べると美味しいです。

これは、焼き大福として販売しているお店も結構ありますよね。

注意してほしいのは、数日経っても固くならないような大福を焼くと、ドロドロに溶けてしまうことがあります。

せっかく添加物を使って固くならないようにしてくれてるのですから、このタイプのは焼いたりしないほうがいいと思います。

焼き大福

【5個目】かしあ餅

これは先日のブログに書いた大福アレンジです。

個人的には同じ大福が2個以上あれば絶対にやるほどの、気に入り具合です。

柏餅では無くかしあ餅

【6個目】豆乳ぜんざい

大福を豆乳に浸けてレンチンするだけの即席スイーツです。

「マツコの知らない世界」では「牛乳おしるこ」でしたね。

俺の場合は「牛乳より豆乳」「こしあんより粒あん」なので、「豆乳ぜんざい」となります。

牛乳おしるこではなく豆乳ぜんざい
ちょっと加熱しすぎた時の写真 (;´∀`)

 

【エピローグ】

どんなもんでしょか?

「他にこういう食べ方あるよ!」とかありましたら、ぜひ教えてくださいね!

気が向けば、次回は「最中(もなか)編」を書いてみたいと思います。

それでは今日も、美味しい和菓子と良いコーヒーを ( ´∀`)つc□~

マキネッタを断捨離する前に見てミソ

カフェラテベース (カフェオレベース)

直火式エスプレッソーメーカー、通称マキネッタ。

デザインに惹かれて買ったり、あるいはプレゼントでもらったりしたものの、すっかり出番が無くなっているという方も多いのではないでしょうか?

断捨離で捨ててしまう前に、こういう使い方はいかがでしょう。

マキネッタ(ビアレッティ モカエクスプレス)

【マキネッタでカフェオレベース】

それはカフェオレベース製造ツール。

マキネッタで抽出したエスプレッソは、カフェオレベースにちょうどいい濃度の液体になるんですよ~。

多少濁ってても、ミルクや豆乳と混ぜるから問題無し!

3杯用以上のマキネッタなら、十分に作り甲斐があると思います。

俺が使っているのは1955年版の6杯用。

約300mlのカフェオレベースが作れます。

カフェオレベース50mlにミルク110mlを混ぜてアイスラテを作るとしても、6杯分。

1回の抽出で、妻と二人で3日間、美味しいアイスラテを楽しめています。

【作り方】

作り方は簡単で、マニュアルどおりに抽出した液をガラス容器などに移し、冷ましてから冷蔵庫に移すだけです。

酒たんぽ

酒たんぽがあれば速く冷ませますよ~↑

もうしばらく暑い日が続きそうなので、マキネッタでカフェオレベース、捨てる前に試されてはいかがでしょうか ( ´∀`)つc□~

かしあ餅

かしあ餅(カシアをトッピングした大福餅)

いつも完成品ばかりなので、今日はオリジナルの和菓子アレンジを紹介してみようと思います。

その名は「かしあ餅」。

【かしあ餅の開発経緯】

大阪時代に最も気に入ってた和菓子が肉桂餅(にっきもち)という餅物です。

本当に好きで、自宅用にはもちろん、手土産などにも利用していました。

でも神戸に引っ越して店を始めてからは、なかなか大阪まで行けません。

「似た和菓子を」と思っても、神戸の和菓子屋さんではシナモン系の和菓子を見た事もありません。

強いて挙げると、三宮駅などで売られている、京都の生八ツ橋ぐらいでしょうか。

それならばと編み出したのが、大福餅にカシア をふりかけた「かしあ餅」です。

いわゆるひとつの「口内調味」というやつですね。

かしあ餅(カシアをトッピングした大福餅)

【かしあ餅のカシア】

カシアは正確にはセイロンシナモンとは別のスパイスですが、三宮、北野あたりのスパイス屋さんで「シナモン」として売られているのは、ほとんどこのカシアです。

両方とも取り扱っておられるのは、神戸スパイスさんぐらいではないかと思います。

廉価版シナモンといった感のあるカシアですが、セイロンシナモンと比較して、刺激と香りが強く、大福のトッピングとしては、むしろカシアのほうが向いているように思います。

古くからインド人コミュニティが発達し、香りの良いスパイスが低価格で手に入る、神戸の地の利を活かしたアレンジと言えるではないでしょうか。

この傑作を、これまた大好きな和菓子「柏餅(かしわもち)」になぞらえて、「かしあ餅」と名付けました。

神戸スパイス シナモンパウダー カシア 250g Cinnamon Powder 桂皮 シナモン 粉末 スパイス 香辛料 製菓材料 業務用

【エピローグ】

「肉桂餅、食べた事無いし・・・」って方も生八ツ橋が好きなら、この「かしあ餅」も、きっと気に入っていただけると思いますよ~☕

タンザニア エデン キリマンジャロの植林への貢献度

「エデンの森」マーク

昨年度、今年度と2年続けて提供しているタンザニア エデンキリマンジャロですが、始めたばかりの今年度のは既にお試しいただけましたでしょうか?

このコーヒー豆は売上の一部が失われつつあるキリマンジャロを救うための植林活動に役立てられるというストーリーあるコーヒー豆です。

商品説明にもそのように書いていますが、貢献度合いは省いてましたので、ブログで補足することにしました。

「エデンの森」マーク

【植林への貢献度】

このコーヒー豆を輸入している商社が、生豆1kgの売上につき10円を植林活動を担っているNGO タンザニア ポレポレクラブに寄付し、それが苗木となりキリマンジャロに植えられます。

したがって、コバルトが商社から麻袋(60kg入り)を1袋仕入れれば、600円が苗木となりキリマンジャロに植えられます。

苗木1本が80円するそうなので、7.5本分ですね。

60Kgの生豆を、コバルトにて不良豆を取り除き焙煎すると、大体48Kgの焙煎豆になります。

コバルトでこの48kgが不人気でイマイチ売れなかったとしても、商社からは購入済みですので、上述した寄付→植林は行われます。

でも、お客様に支持&ご購入していただけることで、追加でもう1袋仕入れたり、また来年度に新物を入れたりできるようになります。

そいうわけで、「このコーヒーいいね!」と思われたら、積極的にリピしていただいたり、紹介していただけたりすると、とても嬉しく思うわけであります。

どうぞよろしくお願いします( ´∀`)つc□~

月ヶ瀬さんの「稲花餅(いがもち)」

月ヶ瀬さんのいがもちはピンク&ブルーです。

数日前のことですが、大安亭市場の味正堂さんで「いが餅」という和菓子に遭遇しました。

こし餡を白い餅で包んだ「葉っぱが無い丸い柏餅」風のものに、ピンクとグリーンのもち米がトッピングされたものです。

近畿で作られているのは京都や滋賀で、神戸で逢えるのはレアだと思っていたのですが、昨日通りがかった二宮商店街の月ヶ瀬さんでも発見。

どうやらこの地域では、お盆の時期になるとまあまあ目にするお菓子みたいです^^;

トッピングのもち米は、全国的にはピンクとグリーンが多く、その次が黄色のようです。

菱餅や花見団子のように、和菓子では桃、緑、白の3色というパターンが多いですが、本体が白なので、トッピングは桃、緑の2色なのだと思います。

3色目に拘る場合は、白に白では映えないので、黄色が使われるのではないでしょうか。

【月ヶ瀬さんのいが餅】

月ヶ瀬さんではそれらとは一線を画すピンク&ブルーで、夏の暑さを和らげてくれる涼しげ感を与えてくれます。

青好きの俺には加点材料💙

こし餡&餅の部分は、通年で提供されている柏餅と大方同じでは無いかと思うのですが、葉が無い事と、餅米が付いている事によって、はっきり別の菓子として存在しています。

一年で最も暑い時期の楽しみとして、心に留めておこうと思います。

月ヶ瀬さんのいがもちはピンク&ブルーです。

【いがもちにコーヒー】

小豆あんをしっかりした生地で包んだ餅物には、暑くてもホットがいいですね。

フルシティぐらいの焙煎度の、やや苦めでコクのあるコーヒーが一番しっくり来ると思いますよ☕

つるや本舗さんの「わらび餅」

新神戸 つるや本舗 さん

暑い夏が訪れ、街のあちこちでわらび餅を目にするようになってきました。

わらび餅には主に、スーパーなどで良く見かける餅だけのタイプと、和菓子屋さんにある小豆あんを包んだタイプがあると思います。

神戸では和菓子屋さんでも前者が一般的なようで、小豆あんを包んだタイプは置いて無い事も多いです。

今回、コーヒー&和菓子ギフト用のチュイルアーモンドを仕入れに行ったつるや本舗さんで、小豆あんを包んだタイプに出逢えましたので、紹介しようと思います。

新神戸 つるや本舗 さん

【つるやさんのわらび餅】

わらび餅といっても、高価なわらび粉ではなく、タピオカ粉など他のでんぷんで代用しているものが多いです。

スーパーで数十円で販売されているような透明の物は、ほぼ間違いなくわらび粉は使用されてません。

しっかりした噛みごたえがあって、それはそれで美味しくいただけるのですが、つるや本舗さんのはそういったのでは無く、わらび粉を使った本物のわらび餅です。

わらび粉ならではの茶色の生地は、トッピングのきな粉と良くマッチしていて、丸められた小豆あんにまとわりつくように柔らかく繊細です。

中の小豆あんは粒あん。

粒あんだけでも買って帰りたいぐらい、それはもうとてもとても好みな餡なので、これは嬉しい限り。

柏餅ではヨモギの風味に小豆が負けないように粒あんが使用されるそうですが、わらび餅の場合は「負けないように」というより、わらび&きな粉に粒あんが合わさって絶妙のハーモニーを生んでいるように感じます。

つるやさんの粒あんを使った菓子は、マイ定番の「羽二重餅」が通年であるのですが、このわらび餅も夏の楽しみとして毎年待ち遠しくなりそうです。

つるや本舗さんの「わらび餅」

【わらび餅とコーヒー】

一緒に楽しむコーヒーですが、餅だけのわらび餅なら、アイスコーヒーに限ると思います。

つるんとした食感に、のどごしの良い、よく冷えたアイスコーヒーが合いすぎると思うのです。

でも、小豆あんを包んだわらび餅なら、ホットコーヒーともとても良く合うようになります。

TPOに応じて、合わせるコーヒーをアイスorホットから選べる、とても便利な和菓子だと思います。

砥部焼を求めて

砥部焼 公水窯のカップ

突然ですが、コーヒーを飲むカップはどういう物を使ってますでしょうか?

俺はSNS等に投稿したりするため、色々変えてますが、デフォルトは砥部焼のカップです。

砥部焼は茶碗など食事用としては昔から使ってましたが、数年前からコーヒー用としても愛用しています。

コーヒー用としていいなぁ思うのは以下の点です。

①白い磁器で有ること

コーヒーずきのオッサンにとっては、「陶器では無く磁器」というだけでは無く、抽出液の色がわかりやすい白色である事もほぼマストになります。

せめてカップの内側だけでも白くないと、ヘビロテ入りは難しいです。

②白い事が特徴である事

有田焼などの磁器にも白いカップはあるのですが、どうせなら白い事がその地域の焼き物の特徴になっているものに惹かれます。

白い事が特徴の磁器となると、砥部焼の他に、わが兵庫県にも出石焼がありますね。

③デザインが好みなこと

砥部焼の厚みと、白地に青い柄がヒジョーに好みです。

作品数が多いので、頑張って探せば気に入った形&柄の一品を見つけれるのもいいです。

愛媛は遠いので、百貨店等でのイベントで物色するのですが、ここ数年やってた大丸神戸店のイベントが今年は無さそうです。

「他に無いのか?」と探したところ、あるじゃないですか、大阪に。

しかもイベントでは無く常設!

その名も「愛媛県大阪事務所

これは行くしか無いでしょ。

猛暑の中を大阪駅から歩くこと20分、やっとたどり着いたそこには、ジャーン!

なかなかの品揃え!

愛媛県 大阪事務所 の砥部焼

今回は公水窯という窯元さんのカップをゲットしました。

SNS等であまり情報発信していない窯元さんの作品は普段目にする機会も無いので、こういう所で出逢えるのは良いですね~。

砥部焼 公水窯のカップ

ちなみに、道路を挟んだ向かいは最近出来たシアトル発のベーグル専門店

砥部焼&ベーグル好きにはオーサムな場所です。

「シアトル?」と思いつつも、突撃した事は言うまでもありません。

そういえば、インスタ見てると、愛媛はベーグル盛り上がってるみたいですね~。

次は愛媛で砥部焼&ベーグルツアー!、と行きたいもんです。

Eltana (エルタナ) のベーグル