コーヒー豆: サブスリーブレンド2014 (SUB3 Blend 2014)

【基本情報】
配合 ケニア/キリニャガ 50%, エチオピア/イルガチャフィ 50%
焙煎度 フルシティロースト

11/23に開催される神戸マラソン向けに企画したブレンドです。

マラソン世界ランキング上位を独占するケニア、エチオピアのコーヒーを1:1でブレンドしています。

昨年より焙煎を1段階浅くしたフルシティローストで提供させていただきます。

また、昨年はエチオピアはカッファ地区のナチュラルの豆を使っていましたが、今年はイルガチャフィ地区のウォッシュトに変更しています。

これにより、よりクリアになって、アフリカを代表する二カ国の華やかなフレーバーがわかりやすくなっていると思います。

参加ランナー以外のかたもお楽しみください。
サブスリーブレンドは豆でも提供します

コーヒー豆: 東ティモール カフェ・ティモール

【基本情報】
エリア アイナロ県マウベシ郡
標高 1,300-1,500m
生産者 COCAMAU(新生マウベシコーヒー生産者協同組合)
クロップ 13/14
加工方式 ウォッシュト
品種 ティモール・ハイブリッド
認証 有機JAS

東ティモールのコーヒーの歴史は1815年に当時のポルトガル領ティモール総督がコーヒー苗が持ち込んだことから始まります。
19世紀半ばには主要な輸出産品となりますが、1890年代にさび病が発生し、主だった種は絶滅に追い込まれます。しかし、アラビカ種とロブスタ種の自然交配によってできたハイブリッドティモールが、この病害への抵抗力を有して生き延び、今も東ティモールの主要品種となっています。

アイナロ県マウベシ郡で栽培されているカフェ・ティモールはこのハイブリッドティモールだと言われています。

カフェ・ティモールの生産、輸出にあたっては日本のNGOパルシックが2002年の東ティモール独立時から、支援を続けています。コーヒーの木から摘み取った赤い実をそのまま売っていた農民たちに、機材を提供し、加工技術をレクチャすることを通じて、より高品質なコーヒーが作られ、日本に届けられるようになりました。
2007年には有機JAS認証を取得し、無農薬・有機栽培(オーガニック)のコーヒーとなっています。

生産者のサポートでコーヒーを毎日味わうことができています。

コーヒー豆: インドネシア (マンデリン) ドロサングル

【基本情報】
エリア スマトラ島北部 ドロサングル地区
標高 1,400m
生産者
クロップ 13/14
加工方式 ウェットハル(スマトラ式)
品種 アテン
認証

id doloksanggul - tree

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。
そのためマンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。

このコーヒ豆は優良産地と知られるドロサングル地区の中でもサラブレッド的なエリアから収穫された大粒のアテン種のみを厳選して使用しています。
雑味では無く、本来のマンデリンが持つフレーバーを感じることができるコーヒーです。

id doloksanggul - cherry

コーヒー豆: ケニア キリニャガ

【基本情報】
エリア キリニャガ地区
標高 1,600-2,000m
生産者
クロップ 13/14
加工方式 ウォッシュト
品種 SL28, SL34, etc
認証

今や世界最高ともよばれるコーヒー生産国ケニア。その中でもキリニャガ地区は高品質なコーヒーを生み出すことで高い評価を得ています。
農業手法を良く教育された生産者が栽培、収穫したコーヒーチェリーは、果実のまま加工業者にわたされます。
その後、同じ加工場で同じプロセスで、生豆へ仕上げられるため、品質が高いレベルで安定しています。

ケニアの生産者

アフリカンベッドという高床のネットでパーチメントを乾燥します。
通気性が良く最も適度に乾燥が進むと言われる上、突然の雨にも対応できるようになっています。

ke kirinyaga - african bed

コーヒー豆: インドネシア リントンニフタ

【基本情報】
エリア スマトラ島北部 リントン ニフタ地区
標高 1,300-1,400m
生産者
クロップ 13/14
加工方式 ウェットハル(スマトラ式)
品種 在来種中心
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。そのため、マンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。
スマトラ島 トバ湖

そんな中、スマトラ島北部 リントン・二フタ地区に限定したコーヒー豆を集め、吟味を重ねることで、高い品質を実現・維持しています。

スマトラ式

コーヒー豆: エチオピア イルガチャフィ (13/14)

【基本情報】
エリア シダモ地方イルガチャフィ地区
標高 1,780-1,860m
生産者 小農家
クロップ 13/14
加工方式 ウォッシュト
品種 在来種
認証

“モカ” とはイエメンになる港の名前に由来し、この港から出荷されるイエメンとエチオピアのコーヒーを指していました。
したがって”モカ”と呼べるコーヒーは多様ですが、この “モカ” はエチオピアのウォッシュト(水洗式)です。シダモ地方のイルガチャフィ地区で栽培されれています。

et yirgacheffe - sign

伝統的なナチュラル精製モカとは一味違う、クリーンで華やかなフレーバーを感じることができます。

ウォッシュト(水洗式)で精選された生豆にさらに手作業による不良豆除去を繰り返した高品質なコーヒーです。

et yirgacheffe - handpicking

コーヒー豆: グアテマラ アゾテア 14/15

アゾテア農園の看板
【基本情報】
エリア アンティグア地区
標高 1,600m-
生産者 ラ・アゾテア農園
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト
品種 ブルボン
認証

グァテマラのコーヒー産地は大部分が山間地で、 寒暖の差が大きいという特徴があります。火山活動によりミネラル豊富な肥沃な土壌がつくられている産地、 メキシコの平原から吹く風に守られている産地など気象要因により様々な場所で様々な風味のコーヒーが生みだされています。近年では品種や加工方式も種類が増え、ますます風味が多様化されています。

そんな中でこのラ・アゾテア農園のコーヒーは地区(アンティグア)、品種(ブルボン)、加工方式(ウォッシュト)と、いずれもグァテマラの伝統を踏襲した「グァテマラの王道」ともいえるものです。
La Azotea Sign

ラ・アゾテア農園は1883年から続く長い歴史をもった農園です。農園内に博物館を有し、コーヒー栽培からの収入への依存度は高くありません。このことがコーヒー栽培の研究などに余力を与え、高品質なコーヒーを長期にわたって作り続けれているという良い結果につながっているとのことです。

gt la.azotea - museum