エチオピア (モカ) レケンプティ 18/19

エリア 西部諸民族州 レケンプティエリア
標高 1,880-2,000m
生産者 小農家
収穫時期 2018年10月~2019年1月
加工方式 乾式
品種 在来種
認証

“モカ” とはイエメンの港の名前に由来し、この港から出荷されたイエメンとエチオピアのコーヒーを指していたのが、今も根付いています。

このコーヒー豆はコーヒー発祥の地 エチオピアの西部 レケンプティ地区で栽培・収穫されたモカです。

伝統的にモカは乾式(果肉がついたままのコーヒーチェリーを乾燥させてから、中の種を取り出す方式)で加工処理され、これがいわゆるモカフレーバーを生み出すと言われています。

近年はイルガチェフェ地区などを中心に水洗式のクリーンなコーヒーも増えていますが、このコーヒー豆は乾式加工の「モカらしいモカ」と言えるものです。

Coffee Bean Roasting, Ethiopia
Photo: Rod Waddington cc-by-sa-2.0

 

ラオス ジャイ ドライ 18/19

ラオスでのコーヒー収穫
エリア チャンパサック県ボラベン高原
標高 900-1,300m
生産者 ジャイ・コーヒー生産者協同組合
ジャイ(jhai) とは「心」の意味です。
収穫時期 2018年11月-2019年2月
加工方式 乾式 (ナチュラル)
品種 カティモール
認証

ラオスではGDPの22%を農業が占め、その中でもコーヒーは輸出される農作物のトップです。

アジアの他国より生産量が特別に多いという事はありませんが、日本にとってはラオスから最も輸入しているのがコーヒーであり、日本のコーヒー輸入国としても堂々の第9位です。

ラオスでのコーヒー収穫
Coffee harvest in Laos Photo: Thomas Schoch CC BY-SA 3.0

それにも関わらず、国内でほとんど一般に知られていないのは、インスタントコーヒー等に使われるロブスタ種の輸入が大部分で、ラオスのコーヒーとして店頭に並ぶ機会が少ないためです。

そんな中、オルター・トレード・ジャパン(ATJ)では2004年からアラビカ種コーヒー豆の生産支援、輸入を続けています。

これまではアラビカの中でもティピカ種の水洗式コーヒー豆に限定されていましたが、近年は品種や加工方式の多様化に取り組まれています。

今回コバルトでは乾式加工のカティモール種を選び、焙煎&提供します。

ラオス コーヒー豆 ナチュラル乾燥工程
果肉がついたままのコーヒーチェリーを乾燥させるのが乾式(ナチュラル)です。

コーヒー豆: インドネシア マンデリン コンコルディア 18/19

National Flag of Indonesia
エリアスマトラ島北部 リントンニフタ地区
標高1,400m
生産者小農家
収穫時期2018年10月~2019年3月
加工方式スマトラ式
品種ティピカ, アテン, etc
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。
そのため、マンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。

スマトラ島 トバ湖

そんな中このコーヒー豆は、輸出業者、栽培エリア、加工方式、コレクター(各農家から加工途中のコーヒー豆を集める人)を限定してブレンドすることで、安定したロットを作っています。

インドネシア マンデリン スマトラタイガー ハンドピック作業

コーヒー豆: DRコンゴ カバレ ドライ 18/19

エリア 南キブ州カバレ
標高 1,470m
生産者 ヴィルンガコーヒー
収穫時期 2018年3月-6月
加工方式 乾式
品種 ブルーマウンテン
認証

DRコンゴ(コンゴ民主共和国)はアフリカ大陸中央部に広がる、世界で11倍目の面積を要する広大な国家です。

DRC カバレ - 景観
カバレの景観 Photo: Edlrsa cc-by-sa-2.5

コーヒーは19世紀末に中米からアラビカ種が、20世紀初頭にインドネシアとセイロン(現スリランカ)からロブスタ種が導入されました。

欧米のフェアトレード団体やNGO等の支援を受け、高品質なアラビカ種が増加傾向にあり、現在はロブスタ種が60%,アラビカ種が40%となっています。

DRC カバレ - 収穫ガール
収穫ガール

この国では一般にロブスタ種は乾式、アラビカ種は水洗式で加工処理されますが、このコーヒー豆は乾式で加工されたアラビカ種という希少なコーヒー豆です。

DRC カバレ - サンドライステーション
サンドライステーション

 

コーヒー豆: エチオピア (モカ) イルガチェフェ ドライ 18/19

エチオピアのコーヒーセレモニー
エリア 南部諸民族州 ゲデオゾーン コチョレ村
標高 1,780-1,870m
生産者 小農家
収穫時期 2018年10月~2019年1月
加工方式 乾式
品種 在来種
認証

“モカ” とはイエメンの港の名前に由来し、この港から出荷されるイエメンとエチオピアのコーヒーを指していました。

したがって “モカ” と呼ばれるコーヒーは多種多様ですが、この “モカ” はコーヒー発祥のエチオピアでも最高評価のイルガチェフェから、さらに栽培地、加工場所まで絞ったロットです。

エチオピア伝統の乾式加工では一般的に生豆の品質にブレが出がちですが、厳選されたこのスペシャルロットは流石に高いレベルで安定しています。

Coffee Bean Roasting, Ethiopia
Photo: Rod Waddington cc-by-sa-2.0

 

コーヒー豆: グアテマラ メディナ ドライ 18/19

グアテマラ アルト・デ・メディナ農園 スタッフ
エリア アンティグア地区
標高 1,300-1,600m
生産者 アルト・デ・メディナ農園
収穫時期 2018年11月-2019年2月
加工方式 乾式
品種 ブルボン(50%), etc.
認証 レインフォレスト・アライアンス認証

世界最良のコーヒー生産地の一つとして名高いグアテマラ アンティグア地区で、高いレベルで安定生産を続けているのがメディナ農園です。

グアテマラ アルト・デ・メディナ農園 コーヒーファーム

そのメディナ農園が新しくチャレンジを始めたナチュラル(乾式)加工によるコーヒー豆です。

グアテマラ アルト・デ・メディナ農園 看板

グアテマラ伝統のウォッシュト(湿式)とは一味違った風味を感じてみてください。

グアテマラ アルト・デ・メディナ農園  スタッフ

コーヒー豆: コロンビア スウィートベリー 18/19

コロンビア ウィラ県 コーヒー農園
エリア ウィラ
標高 1,300-1,800m
生産者 小農家
収穫時期 2018年10月~12月
加工方式 ウォッシュト
品種 カスティージョ, コロンビア, カツーラ, etc.
認証

世界第4位のコーヒー生産国コロンビアでは、標準的な豆はスプレモ、エクセルソといった豆の大きさだけで分けて取引きされます。

サイズの大きいスプレモのほうが高級とされていますが、複数産地の豆がミックスされ品質にバラツキが生じます。

colombia huila coffee cherries

このスウィートベリーはアンデス山系の南部に位置するウィラ県産に特定したスプレモです。

ウィラ県には37市町村があり、内35市町村でコーヒー生産がおこなわれています。

コロンビア ウィラ県 コーヒー農園

古くから品質の高さに定評のある地区ですが、近年コーヒー生産量が増加
傾向にあり、安定的な供給も見込めるため、ますます注目を集めています。

ウィラ コーヒー フードペアリング
FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)が提供しているフードペアリングツリーです。中心から伸びる枝が短い食材 (ハム, 味噌, ナス,,ごま油, etc.)が、より相性が良いとされているそうです。