ラオスではGDPの22%を農業が占め、その中でもコーヒーは輸出される農作物のトップです。
アジアの他国より生産量が特別に多いという事はありませんが、日本にとってはラオスから最も輸入しているのがコーヒーであり、日本のコーヒー輸入国としても堂々の第9位です。
Coffee harvest in Laos / Thomas Schoch / CC BY-SA 3.0
それにも関わらず、国内でほとんど一般に知られていないのは、インスタントコーヒー等に使われるロブスタ種の輸入が大部分で、ラオスのコーヒーとして店頭に並ぶ機会が少ないためです。
そんな中、オルター・トレード・ジャパン(ATJ)では2004年からアラビカ種コーヒー豆の生産支援、輸入を続けています。
ラオス南部のボラペン高原で、オーガニック(有機)認証こそありませんが、化学合成農薬&化学肥料を使用せずに手間ひまかけて育てられているコーヒーです。
これまではアラビカの中でもティピカ種の水洗式コーヒー豆に限定されていましたが、近年は品種や加工方式の多様化に取り組まれています。
今回コバルトでは半水洗式(ハニー)加工のカティモール種を選び、焙煎&提供します
半水洗式(ハニー)の加工では、果肉は剥ぎ取りますが、その下のヌメリは残ったままの状態で乾燥させます。