アイスコーヒーのレシピ「ホットで入れて急冷」

暑くなってテイクアウトのアイスコーヒーの需要が増えてきたので、ご自宅でアイスコーヒーを作る方法です。ウォータードリップサーバの販売をお知らせしたばかりですが、今回はホットで入れて急冷する方法です。

ウォータードリップは簡単で作り置きもできて便利ですが、元々はダッチ式といって、昔オランダ領だったインドネシアで飲まれていた不味いコーヒーを少しでもマシに飲めるようにと、水で抽出することで成分の抽出を抑えようと試みたのが始まりと言われています。
不味いコーヒーというのはロブスタ種と呼ばれる、日本ではインスタントコーヒーや缶コーヒーなどに使われるもので、好ましくない香り・苦味があります。
しかしながら、アラビカ種の品質の良いコーヒーをアイスで飲むのなら、手間は少しかかりますが、湯でコーヒーの成分を十分抽出してから急冷するやり方がオススメです。水には溶け出しにくい香ばしさや苦味の成分を抽出することが可能だからです。

手順自体は簡単で以下のとおりです。

【出来あがり量 250ml(氷含む) の場合のレシピ】

① コーヒー豆(粉)25gでホットコーヒー150mlを抽出
(アイスコーヒーにはイタリアンローストもしくはフレンチローストといった極深煎りが合います)

② 抽出の合間にグラス一杯に氷を入れておく
(細かい氷がオススメです)

③ ①を②に一気に注いで、軽くかき混ぜて出来あがり

出来あがり量によって、粉の重さ、抽出量は調整してみてください。

ホットで入れて急冷して作るアイスコーヒー

iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー 販売再開のお知らせ

暑くなってきましたので、「そろそろアイスコーヒーに切り替えよう」というかたも増えてこられるのではないでしょうか。

昨年の開店時から販売するもすぐに無くなってしまいました、iwaki ウォータードリップコーヒーサーバーを今年も販売開始しましたので、お知らせします。

あっさりとしたコーヒーになる傾向がある水出しですが、ドリップ方式のせいか、単に粉を水に漬けておくタイプの水出しより、苦味やボディはしっかり出るようです。
ただ、香ばしさはホットで入れて急冷するほうが上でしょうか。
当店としても、「ホットで入れて急冷」がおすすめの入れ方にはなりますが、「寝てる間にまとめて入れてしまって作りおきしたい」というような用途では便利だと思います。
ちなみに、当店もテイクアウト用のアイスコーヒーはこれで作っています。

販売価格は、本体価格の値上げと増税で昨年より100円アップの1,700円としました。
それでも、某ネット通販と同等以下にはなっていると思いますので、よろしければどうぞ。

「ホットで入れて急冷」の入れ方については、別途、書く予定です。(単に氷を入れたグラスの上にドリッパー置いてドリップするだけですが。。。)

iwaki ウォータードリップサーバー

フェアトレードコーヒーフェア (5月10日) のお知らせ (コーヒーミニ樽プレゼント)

アースデイ神戸、終了しました。雨、寒さという悪天候にもかかわらずお越しいただきありがとうございました。

アースデイの次は世界フェアトレード・デー(※)です。
既にイベントまとめとしてはお知らせてしておりましたが、個別にはアナウンスしておりませんでしたので、改めてお知らせします。

開催日: 5月10日 (土)
内容: フェアトレードのコーヒー豆(東ティモール レテフォホ)をお買い上げのかたにミニコーヒー樽を贈呈
※コーヒーミニ樽の在庫30個が無くなり次第終了となります。

東ティモール レテフォホは、苦味&酸味のバランスが良いシティローストで焙煎していますので、ぜひ、この機に、お試し下さい。

世界フェアトレード・デーとは
フェアトレードの認証については、フェアトレードの商品を対象とするFLOの認証と、フェアトレードに関わる組織を対象とするWFTOの認証が主にあります。
世界フェアトレード・デーとはWFTOが「5月の第2土曜日を世界フェアトレード・デーとして盛り上げる!」と立ち上げたものですが、現在ではWFTO認証の有無に限らず、さまざまな団体、個人が参加し、各地でイベントが開催されています。
ちなみに、WFTOには75カ国約450の団体が参加しておりますが、日本ではPeople Tree でお馴染みのフェアトレードカンパニー株式会社のみとなっています。ミニコーヒー樽

黒糖くるみベーグル、マスコバドレーズンベーグルの真実

昨日、アースデイ神戸へご来店いただいたかたありがとうございました。
開店時間が遅くなり、また開店後バタバタしてホットコーヒー等の提供がスムーズにできず申し訳ございませんでした。
また、実店舗休業中のため、ご不便・ご迷惑をおかけしましたかたにおかれましては、申し訳ございませんでした。
本日(5/5)もアースデイ神戸です。天気が悪そうですが、粛々と営業しておりますので、よろしくお願いします。

さて、思わせぶりな件名についてですが、アースデイ神戸で販売している黒糖くるみと、実店舗では販売しているマスコバドレーズンのベーグルのフェアトレードの原材料についてです。

この2商品、POPなどでマスコバド糖(ATJさんが支援するフィリピンのフェアトレード黒砂糖 )の使用をPRしていますが、実はFLO認証ラベルのイギリス・メリディアン社のモラセスも併用しています。

当初はマスコバド糖だけで商品開発していたのですが、色合い、風味を調整する過程で、FLO認証のモラセスとコラボさせることにしました。

日本のフェアトレードには主に認証型と提携型があります。
(いろいろ分け方があるのですが、ここではタンザニア ルカニ村のコーヒーでお世話になっている京都大学 辻村教授の著書「農業を買い支える仕組み」の方式を採用しています。)
マスコバド糖は後者の典型、モラセスは前者の典型といっていいと思います。
この両者は、私が見る限り、協力してフェアトレードを広めるというようよりも、むしろ対立しているように見えます。
また、輸入元だけでなく、販売チャネルも、認証型のみを取り扱うスーパー、提携型のみを取り扱うフェアトレードショップ(WFTO認証団体の商品は扱っていることが多い)、といったように分かれていることが多いのです。

「では、当店は?」ですが、ハイブリッド、いいとこどりでいきたいと思います。
現地で支援していて、生産者の顔やフェアトレードの効果が伝わってくる提携型を強く応援したいですが、今の国内の普及度、少ない商品数では淘汰している場合では無いです。そもそも、一般的なスペシャルティコーヒーや、スタンダードのコーヒーも扱っている当店が、「フェアトレードに関しては提携型のみ扱います」ってナンセンスです。
これからも、品質の良いものであれば、区分にとらわれすぎることなく、採用・紹介していきたいと思います。

そんなスタンスを具現化している、黒糖くるみマスコバドレーズンをよろしくお願いします。

マスコバド糖(提携型)とFLOモラセス(認証型)

アースデイ神戸2014 提供メニュー

直前となってしまいましたが、5/4,5/5のアースデイ神戸での提供メニューをお知らせします。

フェアトレードコーヒー豆  400円/100g (本イベント限定特別価格)
※豆のまま(whole bean)です。電気が使えないので、挽き売りはできません。
東ティモール/レテフォホ (シティロースト)
ラオス ジャイ (シティロースト)

Reiko Essence (カフェオレベース) 1,000円
TABLE FOR TWO 対象商品です。

ドリンク 200円
・ホットコーヒー(上記2種類のフェアトレードコーヒー)
・アイス豆乳オレ
※衛生管理面の問題で、牛乳を使ったアイスオレは提供しないことにします。

ベーグル 200円
コーベー (自家焙煎コーヒー&チョコチップ)
黒糖くるみ (マスコバド糖&クルミ)
・ブラックペッパー&チーズ (イベント限定メニュー)

マスコッティ (マスコバド糖のビスコッティ) 150円

どうぞ、よろしくお願いします。

イベント限定メニューのブラックペッパー&チーズのベーグルです。