良いミル(グラインダー)の条件に、均一のサイズに挽ける事というのがあります
でも、どんな良いミルでも、コーヒー豆を粉砕するのだから、パウダー状の微粉は出ます。
この微粉を取り除いてから抽出すると、よりクリーンなコーヒーになりますので、紹介します。
【取り除き方】
茶漉しで振るうのが簡単です。1分もシャカシャカやれば十分でしょう。
「美味しんぼ」に、米粒の大きさを揃えてから炊く究極のご飯というのがありましたが、それに比べるととても簡単ですね。
【取り除く価値】
取り除く価値があるかは、取り除いたものと取り除いていないのを比較するのが一番です。
ただし、抽出(淹れ方)がブレると、何による違いかわからなくなってしまいます。
うちの場合、こういう時はコーヒーの粉と湯を混ぜて、一定時間放置したものをペーパーフィルタで濾します。
そうすることで、淹れ方によるブレを少なくできると考えています。
さて、風味の違いですが、取り除いたほうがクリーンな味わいになります。
一般的にはこちらを好む人のほうが多いと思います。
淹れた直後はわかりにくくても、冷めるにつれ顕著になります。
また、焙煎度が浅いほうが違いが大きいように感じます。
外観は、微粉を取り除いたほうが濁りが少なくなって、明るく見えることがあります。
【適用場面】
1分程度の作業ですので、頑張って毎回取り除いてもいいと思いますが、俺はやってませんΣ(´∀`;)
出番は、やっぱり、誰かをもてなしたい時ですね。
年1回の帰省時に親に淹れる時とか、遠方からの客人をもてなす時とか、そういう時にいかがでしょうか。
目の前でやると、演出効果もあるかもしれません( ´∀`)
大切なあの人と、ハッピーなコーヒータイムを楽しんで下さい。