価格の階段

今回、コーヒー豆の3プライス制を見直すことにしました。

当店のコーヒー豆の価格はこれまで以下の3パターンでした。

a. 100g 440円, 200g 840円, 500g 2,000円

b. 100g 480円, 200g 920円, 500g 2,200円

c. 100g 520円, 200g 1,000円, 500g 2,400円

うーん。どうでしょうか。選びにくいですよね?
a,b,c の価格差はわずか40円。100g平均480円の10%もありません。
あまり段差が無い中途半端な3プライス制という感じがしないでしょうか?
これは、元々、aとcの2プライス制だったところに、後からbを追加したためです。
なんともメリハリの無い階段になってしまってます。

今回、唯一のbだったミャンマーが提供終了したことでbが無くなりました。代わりの豆をbで提供することも考えましたが、上記の反省がありましたので、これを機に段差を以下のように広げることにしました。

A. 100g 440円, 200g 840円, 500g 2,000円

B. 100g 520円, 200g 1,000円, 500g 2,400円

C. 100g 600円, 200g 1,160円, 500g 2,800円

値上げ?と思われてしまいそうですが、ほとんどはAかBですので、平均としてはあまり変わりません。
これによって、お客様の予算などの条件によってコーヒー豆を選んでいただきやすくなると思っています。また、Cの新設によって、より個性的で面白い豆を提供することができます。

そして、そのCの一発目として明日から焙煎するのがコスタリカ ガンボア農園ブラックハニー(ナチュラル)です。
ブラジル以外でナチュラル方式で加工された生豆で品質の良い物は値がはります。
ナチュラルはその方式上、異物や不良豆が混入しやすいという欠点があります。にも関わらず品質が良いということは、相当な手間がかかっているはずですので、コストもかかるのだと思います。
これまではなかなか手が出にくかったのですが、Cの価格を新設したので、提供しやすくなりました。
よろしければお試し下さい。どうぞよろしくお願いします。