ツキイチコンボ (11/4) のお知らせ

ツキイチコンボ(コーヒー豆とベーグルのお買い得セット)

11月4日(金)に恒例のツキイチコンボを実施します。

ツキイチコンボは毎月4日が火(定休日),水(ベーグル休業) 以外の時に下記内容で実施しております。

「今月の一品」を含むコーヒー豆&ベーグルのセットであれば、どの組み合わせでも100円OFFになります。

※お一人様1セットまでです。
※ 「今月の一品」が完売した時点で終了します。

「今月の一品」はコーヒー豆「東ティモール レテフォホ」です。

どのベーグルと組み合わせていただいても100円OFFですので、ぜひご利用ください。

どうぞ、よろしくお願いします。

ツキイチコンボ (コーヒー豆とベーグルのお買い得セット)

 

神戸で楽しむロクム(ターキッシュ・ディライト)

トルコのはありませんでしたがチュニジアのロクムを見付けました!

10月29日はトルコ共和国記念日です。

2013年にジャズベ貸し出しサービスをやって以降、毎年この日だけはトルコ式コーヒーを淹れるようにしてます。

さらに翌2014年からはロクムというトルコのお菓子を手に入れて、トルコ式コーヒーの友として、一緒に楽しむようにしてます。

最初はロクムの入手に苦労しましたが、3年も続けてると、いくつかネタがたまってきましたので、記事にすることにしました。

【「ゆべし」を代わりにする – 2014】

「10月29日にロクムを!」と思ったのはいいものの、2014年当時はネットで検索しても、有効な情報が出てきませんでした。

そこで浮かんだのが、仙台の銘菓「ゆべし」です。
初めてロクムを食べた時、一口食べて「ゆべしみたい」と感じたのを思い出したんです。

ゆべしを探してみると、有名な甘仙堂さんの「くるみゆべし」が、そごう神戸店の「諸国銘菓」コーナーにありました。

ロクムと比較すると、大きくて甘さ控え目です。
そのため、4つに切り分け、切った直後のネチョッとした断面に粉糖を付けると、よりいっそうロクムっぽくなりました。

下の写真は、切り分ける前に撮ってます。
デカイでしょ?

ゆべしをロクム代わりに

【トルコ料理屋で入手する  – 2015】

2015年もロクムの販売店は依然として見つかりませんでしたが、デザートでロクムを出しているレストランがありました。
カフェイスタンブールという三宮のトルコレストランです。

譲ってもらえるか電話確認してから訪問し、無事入手できました。
常時あるわけでは無いようなので、電話で取り置きを依頼してから行ったほうがいいです。

三宮のカフェイスタンブールさんでロクムを入手

【中近東の食料雑貨店で入手する – 2016】

北野のモスクの真ん前に中近東の食品を扱う「キタノストア」さんがあります。
昨年暮れにふらっと入った時に、チョコでコーティングされたロクムを見かけました。

昨日、期待して再訪しましたが、見つかりません (;´Д`)

諦めかけた時に見つけたのが、チュニジア製のロクムでした。
パッケージには”Lokum” では無く、”Roukoum(Loukoumかも)”。
国が違うせいか、スペルが違ってます。
もちろん、”Turkish delight” なんて文言もありません。
あやうく見逃すとこでしたー。

なお、お店の人の話では、政情不安のためトルコのは入って来てないとのことです。

トルコのはありませんでしたがチュニジアのロクムを見付けました!

【番外編 ネット通販】

神戸で見つからないなら、ネットで取り寄せるという手があります。

調べてみたところ、amazon にローズ&レモンのがありました。
華やかでいいですね!
英国から直送なのに低価格なので、以下に貼っておきます。
ただ、これから注文しても、10月29日は間に合わなそうです。

 

以上、ご興味ありましたら、参考にしてみてください。

もちもち好きには嬉しいお菓子です( ´∀`)

コーヒーを淹れる時の蒸らしで掻き混ぜるべきか

ハンドドリップの際にコーヒーの粉をかき混ぜる方法を見かけます

ハンドドリップの際にコーヒーの粉をかき混ぜる方法を見かけます

コーヒーセッションなどでたまに問い合わせいただくのが、「ハンドドリップでコーヒーを淹れる時の蒸らしで、マドラーなどを使って粉を掻き混ぜるべきか?」という事です。

サードウェーブといわれるようなアメリカのコーヒーショップでは混ぜるところがあり、これを真似た日本のコーヒーショップもあるようです。

最近は Youtube だけでなく、Facebook や Instagram でも動画が見れますので、混ぜてる動画を見られたかたもいらっしゃるようです。

今日はこの「蒸らしで混ぜる」ことについて考えてみます。

【混ぜる必要性】

蒸らしの段階で混ぜるということは、その目的は蒸らしの効率化だと思います。

垂らした湯を粉全体に拡散させたいのでしょう。

でも、新鮮で、かつ、適度な大きさに挽かれたコーヒー豆なら、かき混ぜなくても大丈夫です。

中央から落とし始めて、「の」の字を描くように外へ広げていけば、問題なく全体に染みわたります。

【混ぜることの弊害】

それより、混ぜることの弊害が気になります。

コーヒーの抽出は「美味しい成分だけを溶かし出して、不味い成分は粉に置き去りにする」ことに尽きます。

そして、都合のいいことに、コーヒーは美味しい成分ほど溶け出しやすく、不味い成分は溶けにくくなってます。

せっかくそのように都合良くできてるコーヒーなのに、わざわざ粉を掻き混ぜることで、雑味などを湯に取り込んでしまうリスクが高くなることが懸念されます。

【まとめ】

そういうわけで、いいことはあまり無さそうです。
洗い物も増えますしね。

ハンドドリップでの抽出においては日本のほうが先進です。

両手にポットを持って、同時に淹れるような国ですよ。
むこうから来たものを、安直に真似しなくていいのではないでしょうか。

そんなとこです。

美味しい家飲みコーヒーが入りますように( ´∀`)

輸入食品表示の問題点(ココナッツオイルが消えた理由)

Organic を消す(隠す)必要が有ります!

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、当店では最近、ココナッツオイルとココナッツシュガーの取扱いを止めました。
これは、取扱中の商品表示に問題があったためです。

残念がってくださるかたもいらっしゃいますが、ご了承下さい。
また、取扱中に表示上の問題があったことをお詫びします。

以下、問題点を説明しますので、ご興味あるかただけご参照いただければと思います。

1. 日本語表記、業者名の未表示

輸入食品の場合、通常、パッケージやラベルは外国語で書かれていて、日本語表記がありません。

このため、国内で販売するためには、原材料、内容量などを日本語で書いたラベルを作って貼る必要がありますが、やっておりませんでした。

また、その際に、製造者とは別に、販売者や輸入者を追記する必要があるのですが、これも未対応でした。

次の写真は現在取扱中のチョコレートバーの裏面ですが、このような表示が必要です。
輸入食品の日本語表示

2. ”オーガニック(Organic)”  をそのまま表示

ココナッツシュガー、ココナッツオイルとも商品名に “Organic” の文字列が含まれておりましたが、そのまま販売しておりました。

しかし、有機JASの認証を受けていないものは、”オーガニック”や”Organic” の文字はマジックやテープなどで隠す必要があるとのことです。

USDAなど海外の認証があっても、有機JASの認証が無いものは、これを守る必要があるそうです。

次の写真ではココナッツオイルのラベル左部分に “Organic” の文字がありますが、これを隠す必要があります。
Organic を消す(隠す)必要が有ります!

以上のような2つの問題があり、1だけなら頑張ろうと思うのですが、2の対応でマジックやテープで文字を隠すと、怪しいルックスになってしまいます。

そいういうわけで、”オーガニック(Organic)” と印字された食品の取扱いは止めることにしました。

“オーガニック(Organic)” の文字が無いチョコレートバーについては、コーヒーの友として、当面は取扱いを続けますので、よろしければご利用下さい。

どうぞよろしくお願い致します。

コンビニコーヒーより美味しいコーヒーがあふれる街になるために

コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか

コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか

発売されてから結構たってる本ですが、ようやく読めました。

「コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか」

高級ホテルだけでなく、素晴らしい料理を提供してくれるレストラン等でもコーヒーだけイマイチということがよくあります。

しかも、コーヒーは食事の最後に出てくるので、コーヒーが全体の印象を悪くしてしまう事があります。

この本を読んで、どうすれば、もっと美味しいコーヒーが街に溢れるようになるかを考えてみました。

【高級ホテル、レストランのコーヒーがコンビニより不味い理由】

内容を簡単にまとめると、①材料のコーヒー豆が粗悪品、②まとめて淹れて作り置き、という当然の理由が書かれています。

さらに①の背景として、大手コーヒー業者が、抽出機械を無償で貸し出して、代わりに継続的に低品質な豆を卸すという、商習慣が挙げられれています。

神戸は営業力が強そうな焙煎業者が多く、この商習慣が根強いのかもしれません。

コンビニコーヒーより美味しくないだけないならいいのですが、コーヒーの価格はコーヒーの品質では無く提供する側の格で決められます。

そのため、不味いのに高いコーヒーが、高級ホテルやレストランで提供される事になるわけです。

【コンビニコーヒーより美味しくなるには(提供側の立場)】

提供側の方がコンビニコーヒーを飲んでみて、自店より美味しいと思ったら、真摯に受けとめて、良くしていただくのが一番いいと思います。

無料でないのなら、コンビニに負けないほうがいいと思います。

商習慣、業者との長い付き合いといった障害はあると思いますが、お客様に喜んでいただく事のほうが勝ると思うんです。

【コンビニコーヒーより美味しくなるには(利用者側の立場)】

上記のように提供する側が気づくとは限りません。

コーヒーに関心が無いと、味の違いなんてわからないものです。

俺が100万円するエルメスのバッグを手にとってもその価値がわからないと同じです。

もし、お知り合いのお店や、常連として通っているお店でそういうことがあったら、ぜひ以下のように伝えていただきたいと思います。

「料理は美味しかったけど、コーヒーがちょっと残念」とか。

「コーヒー以外はパーフェクトだった」とか。

言いにくいですかね(^_^;)

でも、これは「酷評」では無く、お店のことを想った「愛ある感想」だと思います。
お店の人にしても、単に、「ごちそうさまでした。美味しかったです。」というような真意がわからない言葉より、率直なコメントのほうが有難いものです。
そして、愛のあるコメントには、愛で応えて、コーヒーを美味しくしてくれると思います。

【良いコーヒーが溢れる街に】

高価なコーヒーなのに美味しくないという経験をしてしまうと、「コーヒーに金かけてもそんな程度」と思い、家で飲むコーヒーも「スーパーの一番安いのでいいや」となってしまうと思います。

逆にコンビニコーヒーがきっかけとなって、外飲みコーヒーが美味しくなれば、家飲みコーヒーも美味しくなっていくと思います。

2019年にはラグビーワールドカップが控えています。

観戦にやって来た外国人がコーヒーをスタバばかりで飲んでる・・・・

そんな状況にならないように、コーヒーのレベルが底上げされていくといいなぁと思ってます。