コーヒー豆: タンザニア リマ 15/16

タンザニア リマ (Lima Limited)
【基本情報】
エリア タンザニア南部
標高 1,600m
生産者 Lima 生産者組合
収穫時期 2015年6月~8月
加工方式 ウォッシュト
品種 N39
認証

タンザニア内で最大の生産量を誇る南部産の豆です。

近年CPU (Central Pulpery Unix) と呼ばれる共同の加工所が増えたことで、加工処理が均一化され、高い評価を得るコーヒーが作られています。

タンザニア リマ ウォッシュトによる加工

このコーヒー豆は果肉除去、水洗、乾燥までをCPUが担当し、脱核、選別を Lima Limited が担当する連携プレーで作られています。

タンザニア リマ (Lima Limited)

 

 

 

 

コーヒー豆「ブラジル ダテーラサンライズ 14/15」販売終了のお知らせ

ブラジル ダテーラ

ブラジル ダテーラサンライズ 14/15 は本日焙煎した分が無くなり次第、販売終了となります。

当店では焙煎から7日後までを提供期間としていますので、完売しない場合も5月16日で販売終了となります。

終了後は、現在シティロースとティローストで提供中のブラジル プレミアムショコライタリアンローストでも提供する予定です。

どうぞ最後までよろしくお願いします。

Daterra Sign

ベーグル休業のお知らせ (5/9)

ご不便をおかけし申し訳ございません

前日のお知らせになり申し訳ございません。

ベーグル製造担当の体調不良のため、5月9日(月)はベーグルのみ休業します。

5月12日(木)からは再開する予定ですが、変更の場合は、再度お知らせします。

コーヒー豆、お持ち帰り用アイスドリンクは、通常通り営業します。

ご不便をおかけしますが、ご了承お願い申し上げます。

ご不便をおかけし申し訳ございません

母の日のコーヒー

今日(5月8日)は母の日ですね。何か贈ったり、食事に行ったりする人も多いと思います。

当店にも昨日ぐらいからプレゼント用のコーヒー豆を求めて来てくださる方がいらっしゃいます。
ありがとうございます ^_^

【母の日に選ぶコーヒー】

母の日に合わせて、「マザーズブレンド」のような名の商品を用意するコーヒー屋も見かけると思いますが、うちは特別なものは用意していません m(_ _)m

理由は「硬派な豆屋だから!」というわけではなく ^^;
「母の日だからこれ」というのが特に思い浮かばないんです。

強いて言うと「すべてのコーヒーの母」とも言えるエチオピアでしょうか。
コーヒーはエチオピア発祥ですから。

まあ、そんなことよりも、お母さんの好みの焙煎度(浅煎りor中煎りor深煎り)がわかるようでしたら、それで選んでいただくほうがいいと思います。

もちろん焙煎後の劣化が少ない「新鮮なコーヒー豆」というのが前提です。

【母の日に淹れるコーヒー】

それよりも頑張りがいがあるのは淹れるほうのように思います。drip coffee

自分の家、もしくはお母さんの家でゆっくりする時間があるようでしたら、淹れてあげてはどうでしょう。

淹れ方は、ポチッとやるだけのコーヒーメーカーより、放置するだけのフレンチプレスより、やっぱりハンドドリップが心がこもっていいと思います。

目の前で丁寧に美しく淹れてください。きっと喜んでいただけますよ。

とはいっても、ハンドドリップで淹れれない場合もあると思います。
そんな時は、コーヒーメーカーならポチッとする瞬間、フレンチプレスならかき混ぜる時とプシューッと押す瞬間に、心を込めてみましょう。

ビジュアル的にはものすごく地味です。

でも、「美味しいコーヒーを飲んでもらいたい」という気持ちを込めて淹れると、本当に美味しい一杯が入る、と自分はまあまあ本気で思ってるんです ^^;

神戸はいい天気になりそうです。良い母の日をお過ごしください ^_^

コーヒーメーカーのスイッチを入れる指にもハートを込めて
コーヒーメーカーのスイッチを入れる指にもハートを込めて

簡単&楽ちん: コーヒー豆から自分で作るカフェオレベース(コーヒーシロップ)

カフェオレベースというアイテムをご存知でしょうか?

冷たい牛乳や豆乳で薄めるだけで簡単にアイスオレができる濃いコーヒー液です。
コーヒーシロップやコーヒーエッセンスなどと呼ばれることもあります。

そんなカフェオレベース、当店でも一昨年までは販売していたのですが、最近はコーヒー豆から自分で作ることをプッシュしています。

たしかに簡単にアイスオレが作れて便利なのですが、実はこのカフェオレベース自体もすごく簡単に作れてしまいます。
ただの濃いコーヒー」なのですから、当たり前ですね (^_^;)

単に濃いホットコーヒーを淹れて冷ますだけなのでレシピというほどでも無いのですが、一応以下に書いてみますので、参考にしてみて下さい。

how to make cafe au lait base
薄めればアイスコーヒー、薄めなければカフェオレベースです。

【材料】(出来上がり量 250ml 分)

・イタリアンロースト、フレンチローストぐらいの極深入りコーヒー豆 40g
※当店のコーヒー豆ならダテーラサンライズ(イタリアンロースト), フレンチブレンド(フレンチロースト)がオススメです。

【作り方】

(1) コーヒー豆40gを挽いて、ハンドドリップで250ml抽出する
P1040410

※当店では通常ホットコーヒーは3分半までに淹れ終えることをオススメしていますが、イタリアンローストの場合は多少超えても大丈夫です。
これは渋みにつながる成分が極深煎りによって減っているので、抽出時間が延びても、渋みが出にくいからです。
また、牛乳や豆乳で割る前提なので、多少苦くなりすぎても大丈夫です。
抽出時間が長くなると、カフェオレベースが濃くなり、後で牛乳と割る時に都合がいいので、4分以上かけて濃く淹れてみてください。

※ 甘いカフェオレベースを作りたい場合は、砂糖の上にドリップし、淹れ終わったらかき混ぜて完全に溶かしてください。

(2) (1)を冷ます

氷水で割って冷ますとアイスコーヒーの完成ですが、今回はカフェオレベースなので、薄めずに冷まします。
冷たい水をはった容器にサーバーを入れて冷ますと、多少速く冷ますことができます。
P1040419

日本酒を飲まれる方なら、酒たんぽというアイテムをお持ちかもしれません。
これに氷を入れてコーヒー液に突っ込むとさらに速く冷ますことができます。
酒たんぽ

(3) 冷蔵庫に入れれる温度まで冷めたら冷蔵庫に移す

(4) 冷蔵庫内で十分冷えたら完成!

ね!むちゃくちゃ簡単でしょ?

これを冷たい牛乳や豆乳で3倍(1:2)~4倍(1:3)に薄めるだけで、美味しいアイスオレの出来上がりです!

自作カフェオレベースとミルクを冷蔵庫にストックしておけば、いつでも簡単にアイスオレが作れます。
自作カフェオレベースとミルクを冷蔵庫にストックしておけば、いつでも簡単にアイスオレが作れます。

ちなみに、当店では50mlのカフェオレベースに110mlの牛乳or豆乳を混ぜたものをテイクアウト用ドリンクとして販売しております (^^)

賞味期限は自己判断になりますが、冷蔵で5日ぐらいでしょうか。
当店ではお客様に販売する商品の材料なので、製造日含めて3日にしています。

250mlあれば5杯のアイスオレが作れますので、平日に毎日1杯飲めますね! (^^)

出来上がり量を増減したい場合は、それに合わせてコーヒー豆の量を調整すればOKです。

この夏は自分で美味しいカフェオレベースを! (^^)
ぜひお試し下さい!

【追記: コーヒーメーカーでもカフェオレベースは作れるか?】

作れないことは無いですが、トライ&エラーによる調整が必要だと思います。
例えば、手元にあるコーヒーメーカーで粉40g,水250mlをセットしてスイッチオンすると、終了時に粉は乾いている部分が残り、出来上がり量は粉や紙に吸われた分が減って250mlより少なくなります。
希望の量を作るのに適したコーヒー豆と水の量を見つける必要があります。

【追記2: 氷出しでカフェオレベースは作れるか?】

氷出しでも濃厚なコーヒーは作れますが、苦味が抑えられた甘めの液体になります。
どちらかというと、ミルクと混ぜてアイスオレにするよりも、アフォガード等にむいていると思います。

Oexussi – 東ティモールの飛び地

本日より2013年のアースデイ神戸以来のティモールブレンドをリリースしました。

2002年にインドネシアの支配下から独立(主権回復)した東ティモール、その両国のコーヒー豆をブレンドしています。

そのPOP(下の画像)を作っていたら東ティモールに飛び地があるのが気づきました。

太線で囲まれているのが東ティモール領です。
太線で囲まれているのが東ティモール領です。

気づいてしまうとスルーするのは気持ち悪い性なのでサクッと調べてみました。

・このインドネシア領に囲まれた飛び地は Oecusseという地区(県)で図のとおり現在は東ティモールの領土になっている。

・この地区はポルトガルがティモール島に最初に上陸したところで、その後も本拠地として重要なところだった。

・その後スペインとのティモール島の領土争いで、ポルトガルの勢力は島の東に追いやられていった。

・ポルトガル&スペインが争いをやめて領土を分けあおうとなった時に、東はポルトガル領、西はスペイン領となったが、西側の Oecusse 地区だけは元もと本拠地としていたポルトガルの領土になった。

・その後、日本軍による占領、インドネシア独立、東ティモール独立を経ても、飛び地のまま東ティモール領となっている

北が海に面している以外はインドネシアに囲まれており、東ティモールがインドネシアの侵攻を受けた時は、まさに四面楚歌で、ひどい目にあったようです。

個人的に一番行きたい国、東ティモール。
店やってるし、相方は全く興味無いしで、なかなか行けそうにないですが、もし行くことになった暁には Oecusse も訪れようと思います。

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