練り込み、混ぜ込み、巻き込みのニュアンスの違い

当店ではPOPやWEBで各ベーグルを説明するのに「練り込み」「混ぜ込み」「巻き込み」という表現を使っています。

意図的に使い分けているのですが、通じにくいこともあるようですので、今回は簡単にまとめることにします。

(1) 練り込み
生地を作る時に初っぱなから小麦粉などと一緒に入れることです。粉チーズ、ブラックペッパーなど粒度の小さいものが対象になります。

(2) 混ぜ込み
生地がある程度まとまってきた段階で具材を混ぜることです。ドライフルーツ、チョコチップ、ナッツ類などやや粒が大きなものが対象になります。
混ぜ込み

(3) 巻き込み
こねあがった生地をのばして、中に具材を巻き込むことです。クリームチーズ、ベーコン(ベーコンチーズ)、さつまいも(黒ゴマおさつ)など比較的大きめの具材が対象です。

少し注意していただきたいのは巻き込み系のベーグルをスライスすることです。
あんぱんを縦にカットすることはあっても、横にスライスする人はあまりいないですよね。
大きさは違いますが、巻き込み系のベーグルも水平方向にはスライスしないほうが綺麗に召し上がっていただけると思います。
とはいえ、ご購入いただいたベーグルはお客様のものですので、ご自由にお楽しみくださいませ。