今日は守口市にある大学の図書館でコーヒーを学んできました。
読みたいコーヒー本があったんたけど、高価(1万円)な上に、うちは自炊(本や雑誌をスキャナーで電子化して無くすこと)で徹底的に紙を削減しているところです。
図書館も府立や市立の図書館には蔵書が無く、大学の図書館まで足を運ぶにいたりました。
コーヒーもパンも、理屈と実践は表裏一体。
理屈がわかってないと当てずっぽうになってしまうし、逆に理屈だけだと頭でっかちになって肝心のアウトプットがともなわなくなってしまいます。
iPhone4 を購入して以来、初めて有料アプリというものを購入してしました。
その名は、SUPER Stopwatch (0.99ドル)。
本来はサーキットトレーニング等での用途を想定しており、任意のタイミングで音orバイブレーションで知らせるのが主な機能となっています。これを自分はコーヒー豆の焙煎に使います。
焙煎中は特定のタイミングでシリンダーの中の温度を記録したり、豆の状態を観察したりします。
焙煎を始めた頃はシングルタスクだったので1分ごとに記録をつけれてたのですが、今では他の作業をやりながら焙煎せざるを得ないことが多くなってきたため、2分,5分,7分,10分・・・・といった感じで必要最低限だけ記録するように変えています。
必要最低限の記録なので取り忘れがあってはならないのですが、実際にはうっかり忘れてしまったりすることもたまにあります。
その抑止策として、このアプリに1分50秒,4分50秒,6分50秒,9分50秒・・・に通知してもらうことにしたというわけです。
概して効率化と品質にはトレードオフの関係があります。それでも、効率を上げながら品質を損なわないために、こういったガジェットやツールを活用していきたいと思います。
7月になりましたが、暑くてもコーヒーはホットで飲まれてますでしょうか?
ホットコーヒーをドリップで抽出するときに大切なのが蒸らしです。
蒸らしとは抽出の前に、コーヒーの粉に少量の湯を注ぎ全体にゆき渡らせ、しばらく時間を置くプロセスのことです。
この蒸らしによって、コーヒーの粉にちりばめられたエキスが溶け出しやすい状態になるともに、抽出層が形成され、均一で効率的な抽出ができるようになるわけです。
この蒸らしの時間は30秒が妥当とする書籍、人が多いですが、デタラメな数字ではなく、大学の実験結果でも30秒程度が最も効率的にコーヒーを抽出するのに適した時間であることがわかっています。金沢大学の教授が書かれている「コーヒー学入門」という本に載っていますので、興味ありましたら見てみてください。
今日はこの30秒間のオススメの使い方を紹介していきたいと思います。
(1) 香りを楽しむ
一番のオススメは香りを楽しむことです。コーヒーの粉は多孔質となっていて、穴の中には香気成分を含んだガスがたまっています。蒸らすために湯をかけると、穴に湯が入るのと入れ替わりにガスが押し出され上空に上ってきます。この時に発される香りは、乾いたコーヒーの粉の香りとも、抽出後の液体の香りとも違うものです。蒸らしを待つ間にクンクン嗅いでみてはいかがでしょうか。
(2) プチエクササイズ
日頃運動不足なかたは、蒸らし時間を活用したプチエクササイズはいかがでしょうか?自分も朝一にコーヒーを淹れる時はラジオ体操(第一)をやりながら蒸らしを待つことが多いです。都合の良いことに、2種目やるとちょうど30秒なのです。1呼1秒だと1種目16秒になりますが、実際はそれより少し速くて約15秒です。2種目で約30秒になります。(ただし「両足でとぶ運動」だけは10秒です。)個人的には「からだを前後にまげる運動」+「からだをまわす運動」の組み合わせがオススメですね。この2つは日常生活であまり使うことのない動きなので、意図的にやっておいたほうが良いと思います。
いかがでしたでしょうか?
「暑い時こそ熱いものを」ということで、暑さに負けず、心に体に健康的なコーヒーライフをお過ごしください!
Green Coffee Guide という洋書を物色していて、amazon.com で検索したら、ズラーッと Green Coffee Beans Extract という商品が表示されました。調べてみると、コーヒーの生豆(焙煎していない豆)からの抽出物を使用したダイエットサプリメントでした。
コーヒーの生豆にはクロロゲン酸類(コーヒーポリフェノール)という物質が含まれており、これが持っていると言われている脂肪の燃焼・分解を促進する機能を活用したサプリのようです。クロロゲン酸類は生豆に7%程度(アラビカ種の場合)含まれていていますが、焙煎が進むと分解・減少し深煎りでは2%程度まで減ります。したがって、焙煎前の生豆から抽出する必要があるわけです。
ポリフェノールなので活性酸素を抑制する働きは以前から知られており、ネスカフェからこの効果を狙った生豆茶という飲料が販売されていたりします。今回は注目点が少し違っていて、ダイエット効果のほうにフォーカスされているようです。
実際の効果のほどはわかりませんが、ビリーズブートキャンプ、コアリズム等、この手のダイエット商品はアメリカに数ヶ月遅れて日本でも流行する傾向がありますので、近いうちに日本でも拡がりそうな予感がします。
ところで、コーヒーの歴史においても、まだ薬用効果を狙って飲用されていた時代に、生豆を石臼で砕いて、お湯に煎じて飲んでいたことがあります。サルタナ(サルタン)コーヒーと呼ばれています。今でも生豆とミルがあれば同等のものが作れるので、高価なサプリを購入される前に試してみてはいかがでしょうか?焙煎豆ご購入の際に言ってくださったら、生豆を少しお分けしますよ!ただし、自己責任でお願いします。
Windows版のKindle でコーヒーの英語本を読んでた時に、辞書で調べた単語がだいぶ蓄積されてきました。覚えておいて、外国人が来店された時に英語で対応できるようにしたいと思います。
ちなみに、コーヒー本といえば All About Coffee ですが、Kindle版はなんと無料なんです。ちょっとずつ読んでるのですが、現時点のLocationは 1274 / 29795。。。。まだ5%にも到達していません。いつ読み終わるかわかりませんが、ちょっとずつ読んでいきたいと思います。
cup of Joe コーヒー
sniff クンクン嗅ぐ
slurp 音を立てて飲食する
spit を吐き出す
green coffee bean コーヒー生豆
burlap sack 黄麻布(おうまふ)の大袋
indigenous to Ethiopia エチオピア原産の
shrub 低木
stale 新鮮で無い
chaff チャフ
gage roaste level 焙煎度
scorch 焦がす
scorched beans 焦げ豆
subside (ハゼが)鎮まる
roast chamber 焙煎室
airtight container 密閉容器
Coffee Leaf Rust (CLR) さび病
extract 抽出物
caffeol コーヒーを煎るときに出る油
gustatory 味覚の
substitute 代用品
palatable 口に合う
native to ~原産の
caffeol コーヒーオイル
steep を浸す
steeping time 浸漬時間
cone 円錐
particulate 微粒子
absorption 吸収
whole bean coffee 挽いていないコーヒー
hull の外皮を取る
peel の皮をむく
certifying body 認証機関
norm 規範
percolate 浸透する
apparatus 器具
filtrate ろ過する
filtration ろ過
infuse を煎じる
coffee brewer コーヒーメーカー
filter coffee フィルターで淹れたコーヒー
room for milk ミルクを入れるために確保しておくスペース