本高砂屋さんの「鮎」

本高砂屋さんといえば神戸を代表する和菓子屋さんですが、全国あちこちにありすぎて、神戸の店ということを知らない方も意外に多くいらっしゃるみたいです。

神戸風月堂さんみたいに「神戸」が付いてないですもんね。

代表的な和菓子は何と言ってもきんつばですが、俺がいただくのは夏に登場する「鮎」です。

本高砂屋さんでは単に「鮎」ですが、一般的には「若鮎」というようです。

Google画像検索でいろんな和菓子屋さんの「若鮎」を眺めてみましたが、本高砂屋さんの「鮎」の造形の美しさは目立っているように思います。

特にエラが焼印でなく生地を折りたたんで表現しているところがツボなんですよね。

本高砂屋さんの若鮎「鮎」

中身についても、求肥がこしあんで包まれているのが小豆あん好きにとっては素敵です。

鮎の和菓子なら、普段お世話になっている春日野道や水道橋の和菓子屋さんでも作っておられるのですが、皮の中は求肥のみなんです。

あずきラバーとしてはやっぱりあんこが入っていて欲しいもの。

さらに、塩焼きの鮎のはらわたを好む者として、和菓子の鮎にも黒いものが入っていて欲しいのかも。。

それはともかく、小豆あんが入る事でコーヒーとの相性がアップするのは確かだと思いますよ~