カフェオレベース(Reiko Essence 42)はホットドリンクも作れます。

当店では Reiko Essence 42 という名前のカフェオレベースを販売しておりますが、お客様とお話している中で、どうもアイスオレを作るためのものと思い込まれてしまっているフシがあるように感じましたので、フォローの記事を書くことにしました(^^;)。

「アイスオレベース」では無く「カフェオレベース」なので、本格的なカフェオレ、豆乳オレがホットでも作れるんです。

あえて書くほどの内容でも無いかと思いますが、一応ホットドリンクの作り方を2つほど以下にご案内します。

(方法1) 温めた牛乳(もしくは豆乳)とカフェオレベースを混ぜる

(方法2) 冷たい牛乳(もしくは豆乳)とカフェオレベースを混ぜてから温める

少し冷めても平気でしたら、方法1ほうがいいと思います。
(しかし、ホントに書くほどの内容じゃないですね ^^;)


Reiko Essence 42を含んだギフトセット
も用意しています。
「温める」という一手間はかかりますが、寒い時期も敬遠せずにどうぞよろしくお願いします。
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コーヒー豆の焙煎度によって抽出条件を変える理由

Youtube にアップした動画を見ていただいたお客様から、なぜ、シティローストまでと、フルシティロースト以降とで、抽出条件を変えるのか?という問い合わせをいただきました。当然のご質問だと思いますので、以下にご説明します。

コーヒーは可溶成分の20%プラスマイナス2%(つまり18%-22%)抽出されるのが理想と言われています。(参考 Coffee extraction)
この抽出率(ideal extraction yield)より低すぎても高すぎても、香味を損ねることになります。特に長すぎる抽出は、抽出オーバーとか抽出切れ等と言うのですが、コーヒーの美味しい成分は出きっているのに、渋みエグミだけが引き続き抽出される事態になるので要注意です。抽出オーバーを起こす前に抽出を終えることが肝要となります。

当店では焙煎度によってこの理想の抽出率は変わると考えています。
コーヒーの焙煎とはカロリーを与えて成分に化学変化を起こすことなので、焙煎の度合い(どこで焙煎を止めるか)によって当然成分が違ってきます。成分が違うのだから、理想の抽出率も変わって当然という考えです。

具体的には、酸味成分がまだ残っているシティローストまでのコーヒーをペーパードリップで抽出する場合は、2分30秒~3分という比較的短時間で抽出を終えることをオススメしています。短時間で淹れると、当然、コーヒーの香味は薄くなってしまうので、それを補うために、粉の量を少し多めにして180mlの抽出量に対し17gとしています。逆に酸味成分がわずかとなっているフルシティロースト以上の焙煎度のコーヒーでは、比較的長い時間(3分~3分30秒)をかけて、しっかりボディ(コク)や甘みを抽出することをオススメしています。

以上が焙煎度によって抽出条件を変えることをすすめている理由ですが、あくまで当店のコーヒーはこういれてみたらいいと思いますというオススメですので、いろいろ試してみてくだい。他の方法で淹れる場合でも、抽出オーバーを意識して、適正な時間で抽出を終えることを意識すると良いと思います。

もちろん、抽出云々より前に、コーヒーが新鮮なことと、焙煎度が好みにあっていることが大前提なので、お忘れなく。

焙煎度で苦味や酸味の強弱が変わります

ベーグルは食べ過ぎずに

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今日の昼ゴハンは写真のシナモンレーズンベーグル&プレーンベーグルでした。
単に「ベーグル2個」と思うなかれ。
自分的には、シナモンレーズンはおかずで、プレーンベーグルが主食なのです。チャーハンをおかずにして白いゴハンを食べていた、あのギラギラしていた頃を思い出します。

それはさておき、良識ある皆様はこんなマネはあまりしないでください。(言われなくても、しないと思いますが ^^;)
当店のベーグルは見た目以上に中身がつまっていて、お腹がふくれますし、実際に小麦粉の使用量も多くて1個あたり400kcal近くになります。
ベーグルを製造・販売する立場でこんなことを言うのも変ですが、1食につき1個までとすることをオススメします。食べ過ぎには気をつけ、ヘルシーなベーグルライフをすごしてください。

ペーパードリップ抽出の動画を公開しました

お客様から抽出方法について問い合わせをいただくことが多いのですが、なかなか口頭では上手く伝えられないため、申し訳なく思っていました。
動画を作ってYouTubeに公開してみましたので、見てみてください。

今回の動画はシティローストまでの浅煎り~中煎りのコーヒーに抽出条件を合わせて淹れ方を調整しています。

当店のフルシティロースト以上の深煎りコーヒーを淹れる場合は、抽出時間を3分~3分半、粉の量を16g、湯の温度を85度~90度に変えることで、ボディ(コク)と甘みを引き出すことをオススメしています。動画の中で、3回転して注いでいるところを2回転半に減らせば、3分~3分半の間で180mlに達するようになりますので、試してみてください。

水曜日のコーヒーセッションは抽出条件を変えて2回実践していただく内容になってますので、動画だけでは足りないかたはご参加ください。

できればコーヒー(豆、粉)は重量で測ってください

コーヒーのお客様から「100gで何杯分ですか?」という質問を結構いただきます。

答えは当然「1杯あたり何グラム使用しているか」に依存するのですが、普段コーヒーメーカーやドリッパーについているメジャースプーンですりきり一杯といった測り方をされていて、重量を意識されていないことが多いようです。

スプーンで測るのは楽ちんですが、スプーン一杯のコーヒーの重量はコーヒーによってかなり差異がありますので、できれば一手間かけて重さを測っていただくことをオススメします。

上白糖と、グラニュー糖、三温糖で大さじ一杯の重量が違うように、コーヒーも以下のようないくつかの要因でメジャースプーン一杯の重量が変わります。

・焙煎度が深くなると重量は軽くなります
・同じ焙煎度でも長時間かけると重量は軽くなります
さらに、豆のまま測る場合は、大粒のほうが、メジャースプーン内で豆と豆の間や豆とスプーンの間の隙間が大きくなるので軽くなります。

例えば、当店で現在販売中のグァテマラ(浅煎り、小粒)と、ブラジル(深煎り、中粒)のハリオのメジャースプーン一杯の重量は、グァテマラ16gに対しブラジルは13gと3gの差異があります。
たかが3gと思われるかもしれませんが、原料であるコーヒーの量が20%近く違うわけですから、抽出液への影響は大きいです。消費税5%が8%に増えるよりインパクトがあります。(^ ^)

安定した抽出を望まれるようでしたら、ぜひ、「コーヒーの量は体積では無く重量で測る」ようにしてみてください。
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タンザニア ルカニ村キリマンジャロ の絵本をレンタル開始しました。

当店で単品およびシティブレンドのベースとして販売している、キリマンジャロ ルカニ村のフェアトレードコーヒーPJ を題材とした絵本「たくさんのふしぎ (2013年6月号) コーヒーを飲んで学校を建てよう (キリマンジャロとルカニ村)」 が届きました。

喫茶、カフェなら、店で読んでいただけば良いのですが、そういうわけにもいかないので、無料レンタルサービスを提供することにしました。

本は、コーヒー豆のサンプル瓶と一緒に置いてますので、持ち帰って読んでみたいかたはお気軽に申し付けください。学校を建てましょう!
コーヒーを飲んで学校をたてよう

コーヒー豆の選び方

コーヒーの苦味、酸味の強弱はコーヒー豆の焙煎度(焙煎がどれだけ進んでいるか)によって決まるところが大きいです。
したがって、最初に産地で選ぶのでは無く、まず焙煎度の違うコーヒーをいくつか試してお好みの焙煎度を把握し、その焙煎度の元で産地による違いを試されることをお勧めしています。

下の図のように、焙煎度が深くなると、苦味が強くなり、酸味は消えていきます。
焙煎度で苦味や酸味の強弱が変わります

当店ではコーヒーのサンプル瓶のフタに記した文字で、焙煎度を示しています。どの焙煎度にするか決まったら、フタの文字を見てコーヒー豆を選んでみてください。
(M:ミディアム・ロースト, H:ハイロースト, C:シティロースト, FC:フルシティロースト, F:フレンチロースト, I:イタリアンロースト)
これはC(Citr Roast)です。