東ティモール マウベシ 23/24

エリアアイナロ県マウベシ郡
標高1,300-1,800m
生産者COCAMAU (新生マウベシコーヒー生産者協同組合)
収穫時期2023年6月~9月
加工方式ウォッシュト
品種ティピカ, etc.
認証有機JAS

標高1,300-1,700mの山間部に位置するアイナロ県マウベシ郡で有機栽培で作られているコーヒーです。

日本のNGO(パルシック)が適正価格での買い取りだけで無く、コーヒーの加工技術向上、協同組合運営のバックアップ等の支援を2002年から続けています。

パルシックさんによるコーヒー産地オンラインツアーの動画です。
生産者の情報だけでなく、コーヒーの収穫、加工といった一連の流れを見学できます。

コロンビア ラファエル 22/23

エリアウィラ県南部 パレルモ山脈
標高1,350-1,500m
生産者サン・ラファエル農園
収穫時期2022年11月~12月
加工方式水洗式 (ウォッシュト)
品種カトゥーラ, ティピカ, カトゥアイ
認証

コロンビアはブラジル、ベトナムに次ぐ世界3位のコーヒー生産国で、日本のコーヒー豆輸入先としても第3位となっています。(2022年時点)

今回、当店で焙煎&提供させていただくのは、ウィラ県南部パレルモ山脈の険しい土地にひっそり佇むサン・ラファエル農園のコーヒーです。

ウィラの豊富な天然水を存分に活かした水洗式加工で、高品質なコーヒー豆が生み出されています。

グアテマラ プリマヴェーラ 22/23

グアテマラ
エリアチマルテナンゴ県ポチュカ付近付近
標高1,400-1,700m
生産者エル・パカヤリト農園
収穫時期2022年12月-2023年1月
加工方式水洗式
品種ブルボン, カトゥーラ, カトゥアイ
認証

グアテマラのコーヒー栽培は19世紀に始まりました。
生産量は世界11位ですが、日本のコーヒー生豆輸入先としては第5位で2022年は2万トンを超える生豆を輸入しています。

今回紹介するのは名産地として名高いアンティグアと肩を並べるチマルテナンゴ県にあるエル・パカヤリト農園が作る水洗式加工のコーヒー豆です。

毎年、多くのコーヒーが収穫される中で、華やかなロットが選ばれ、プリマベーラ (春) の名でブランド化されています。

ブラジル ゴールデンマウンテン 23/24

ブラジル国旗
エリアミナスジェライス州カルモデミナス地区マンチケラ
標高1,100-1,300m
生産者ヴァーレ ド リオ ヴェルデ コーヒー生産組合
収穫時期2023年6月~7月
加工方式乾式 (ナチュラル)
品種イエローブルボン
認証

マンチケラはミナスジェライス州の南、長さが約500㎞もあるマンチケラ山脈のミナスジェライス側に位置しています。

世界最大のコーヒー生産国だけに栽培エリアも多岐に渡りますが、その中でも近年品評会などで高い評価を得ている地域です。

ブラジルのコーヒーというと大規模農園による生産をイメージしがちですが、このコーヒーは小規模農家主体で作る希少種イエローブルボンのコーヒー豆を集めたロットです。

黄色い果実となるイエローブルボン種は完熟の見極めが難しいと言われますが、生産者組合(COCARIVE)の技術指導によって、良い品質のコーヒー豆が作られています。

黄色いコーヒーチェリーを果肉がついたまま乾燥させます。銀杏みたいですね(^^)

パプアニューギニア トロピカルマウンテン 23/24

エリア
標高1,500m~
生産者
収穫時期2023年5月~7月
加工方式ウォッシュト
品種ティピカ, etc.
認証

パプアニューギニアのコーヒー栽培は1920年代後半にジャマイカのブルーマウンテンが植えられてスタートします。

インドネシアと隣接していますが、文化的にも民族的にもインドネシアとは異なり、コーヒーもマンデリンとは全く別物です。

コーヒーの生産形態は農園によるものと小農家から集めるものの両方があります。

トロピカルマウンテンは、パプアニューギニアの政府機関 (CIC) と日本の商社 (兼松) との共同プロジェクトによって作られているコーヒーで、形態としては小農家型です。

一般的には農園に比べ生豆の品質にバラツキが出ると言われる小農家型ですが、トロピカルマウンテンでは外部業者に委託しての品質監査や、「標高1,500m以上」といった独自の厳格な基準を取り入れることによって、品質を安定させることに成功しています。

ブラジル カフェ・サウダージ イエローブルボン 22/23

ブラジル国旗
エリアアルタ・モジアナ
標高1,000-1,350m
生産者アトランティカコーヒーが生産指導する約100の小農家
収穫時期2022年6月~8月
加工方式乾式 (ナチュラル)
品種イエローブルボン
認証

ブラジルは世界最大のコーヒー生産国で、世界全体の生産量の約3割を占めています。

日本が輸入しているコーヒー生豆も約3割以上がブラジル産です。(2021年時点)

平地にある大規模農園では機械化が進んでいますが、このコーヒー豆は比較的標高の高いモジアナ地区の山岳地帯で栽培され、厳選された100の小農家が100%手摘みで収穫しています。

完熟状態でも黄色い果実のイエローブルボン種は熟度の見極めが難しいと言われますが、手摘みによって良い状態のチェリーが選ばれています。

大正時代にブラジル移民政策へ尽力した水野龍氏が、サンパウロ州政府からのコーヒー生豆無償提供をうけて開いたカフェーパウリスタによって大衆に広まったコーヒーを「日本本来のコーヒー」と言っていいのではないかと思います。

そこで飲まれたコーヒー豆の焙煎度はかなりの深煎りで、当時のすさまじい売れ行きから察するに、焙煎後の鮮度はかなり良かったのではないかと思われます。

コバルトでは、ブラジルの極深煎りコーヒー豆を定番として提供し続けていきたいと思っています。

インドネシア マンデリン トバブルカ 22/23

National Flag of Indonesia
エリアスマトラ島北スマトラ州ルンバン・ジュル周辺
標高1,100-1,500m
生産者小農家
収穫時期2022年12月~2023年1月
加工方式ウェットハル(スマトラ式)
品種ブルボン, ティムティム
認証

インドネシアのコーヒーは18世紀に植民地支配していたオランダによって持ち込まれ、2020年では世界4位の生産量です。
日本でも6位の輸入先で、特にマンデリンは人気の銘柄となっています。

マンデリンとはスマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。
今回紹介するトバブルカはトバ湖北東部にあるルンバン・ジュル周辺の特定小農家が作るマンデリンです。

トバブルカとは、現地の言葉で 「トバの恵み」 を意味します。
この銘柄 “トバブルカ” の立ち上げに際し、将来の発展を見据え、品質向上に積極的な20~30代の若き農家が選抜されています。

出来たばかりの新しいブランドですが、末永く当店で焙煎&提供していける事を期待しています。