街の焙煎屋目線でのCOP21パリ協定


12日にCOP21でパリ協定が採択されました。まだ具体的にはこれからという状況ですが、先進国も途上国も一緒になって温暖化に立ち向かっていこうというのがとてもいいと思います。
採択された時の映像がニュースで流れてましたが、その瞬間の和やかな雰囲気がとても素敵で、争いのニュースばかりで沈んでいた心が癒される気がしました。
信頼関係を築くための最良の方法は、共通の目標に対して一緒に向かっていくことではないかと思います。ISの人たちとも Climate Change という共通課題に一緒に取り組むことができればいいなと思います。COP21に対しては何も事件が起きなかったのはISの人たちも「この会合は邪魔しちゃいかん」と認識してくれているから、だったらいいのですが。

ゴールとなっている2050年に自分は生きているかどうか五分五分といったところですが、わずかでもやれることはやりたいと思うわけです。そして、焙煎屋として何が出来るだろうかと考えるわけです。

letefoho coffee cherry

Roast Magazine によると、COP21でConservation Internationalというアメリカの環境NGOがコーヒーを最初のサステイナブルな農作物にすることへのチャレンジ(Sustainable Coffee Challenge)を呼びかけたとあります。
Conservation International Leading Broad Global Framework for Coffee Sustainability | Daily Coffee News by Roast Magazine

そのConservation Internationalによるとコーヒーの40%は Sustainbaleな農法で作られているそうです。しかし、Sustainable Coffee として販売されているのは12%だけということです。また Sustainable かどうか購入前にチェックする消費者は52%だそうです。
Wake up: You need sustainable coffee | Human Nature – Conservation International Blog

これらのパーセンテージをあげていくことを “Sustainable Coffee Challenge” と言っているのだと思います。

焙煎屋がまずできることというと、「Sustainable Coffee として販売されているコーヒーの割合12%」を増やす取り組みだと思います。
Sustainable なコーヒー生豆を積極的に仕入れることや、Sustainable なコーヒー豆であることをお客様にしっかり伝えていくことが挙げられます。
そうすればSustainabilityに関心を持つ人(上記52%部分)も増えてくるんじゃないかと思います。それでニーズが増えれば、需要と供給の関係から、Sustainable な農法によるコーヒー生産(上記40%部分)も増えると期待できます。

12%,52%というのはグローバルでの数値で、日本国内に限るともっと低いように感じています。
「Sustainable Coffee へ関心のあるお客様が多くない」 → 「取り扱っても売れない」→「取り扱わない」→「関心のあるお客様が増えない」→「最初に戻る」、のスパイラルになってしまっているように感じます。
このスパイラルを打破するための取り組みを地道にやっていきたいと思います。