「黒ゴマおさつ」に替えて、10/22 (木) から「大納言きな粉」を販売します。
販売期間は11月2日 (月) までです。
どうぞよろしくお願いします。
ミルクに合うコーヒー。これは「酸味の少ないコーヒー」「アイスコーヒー用(サマーシーズン)」と並んで、当店では最も多いリクエストの一つです。
フレッシュを1ポーションだけ入れるのでは無く、カフェオレやカフェラテのように牛乳が全体の半部以上になるぐらい入れるとして話を進めます。
この場合も焙煎度で選んでいただくといいと思います。
ミルクに負けない苦さがあるコーヒーということで、深煎りのコーヒーが良いと思います。
個人的にはフレンチ、イタリアンといった極深煎りがベストと思うのですが、一般のお客様や当店の豆を使っていいただいている飲食店様の声では、フルシティが一番好評のようです。
なので、最近は「ミルクに合うコーヒー」をお求めのお客様にはフルシティをオススメするようにしています。(いちオッサンの主観で推してもしょうがないので^^;)
まずはフルシティで試して、苦味が足りなければフレンチやイタリアン、苦すぎるようならシティというように二回目で調整していただければと思います。
そして次のステップは「決めた焙煎度の中からどれを選ぶか?」ということになります。
ミルクをたっぷり入れると、コーヒーそのものの風味の違いはマスクされわかりにくくなってきます。したがって、コスパを考えると一番お求めやすい価格のものがオススメになります。こう言うと身も蓋もないですが、「あまり差が出ないのならお買得なので良いのでは」とうことです。当店の場合は各種ブレンドがそれになります。
「たまには、いつもと違った風味のカフェオレを」という場合は、当店のライナップでしたら、エチオピア イルガチャフィなどは、極深煎りにしても、ゼリーにしても、カフェラテにしても、個性的な香りが残りますので、いい選択肢だと思います。
これから寒くなってくると、ミルクたっぷりのコーヒーはホカホカしていいですよね!
ミルクのベストパートナーたるコーヒー豆を見つけてください。
前回は「ワインフレーバーのあるコーヒーとは」ということを書きました。
今回は「甘味のあるコーヒーとは」です。
苦味、酸味は誰もが絶対に感じる味覚です。浅煎りのコーヒーなら酸味を感じるでしょうし、深煎りのコーヒーなら苦味を感じると思います。
これに対し甘味は、「ブラックのコーヒーに甘味?」と、いまひとつピンと来ないかたもいらっしゃると思います。
一方で「甘いコーヒーが欲しいのですか・・・」と甘味を求められているお客様も少なからずいらっしゃいます。
そんな甘味を有するコーヒーについて、当店では以下のように案内しています。
コーヒーの甘味には2種類あると思われます。
1つ目が浅煎り~中煎りのコーヒーに感じられるほんのりした甘さで、2つ目が深煎りのコーヒーに感じる甘苦さです。
前者はカッピング(コーヒーのテイスティング)で「1リットルの水に5gの砂糖を溶かした以上の甘味があること」という具体的な評価項目となっています。
「1リットルの水に5gなんて、そんな微妙なのわかるか?」と思われるかもしれません。200mlに1gでも良いと思いますので、実際に作って、真水と比べてみてください。意外にわかりますよ。
カッピングではこの項目をクリアすると10ポイント加点されるのですが、よっぽどのことが無い限り10ポイント加点されるそうです。
つまり、スペシャルティコーヒーと俗によばれるような品質の良い豆であれば、全てこの程度の甘さは持っているということです。
「そんなこと言われても、あまり甘いという感じはしないけど?」というかたに、試していただきたいのが後者「深煎りの甘苦さ」のほうです。
こちらのほうが「甘い」という感覚をより認識しやすいと思います。
深煎りといっても、あまり深過ぎると苦味が強く出すぎて、甘さが隠されてしまいます。
なので、「イタリアンロースト」よりは「フルシティロースト」「フレンチロースト」ぐらいの焙煎度のコーヒー豆を選ぶほうが良いと思います。
ハンドドリップで淹れるかたなら、80度ぐらいのお湯で少し長めに時間をかけて淹れてみてください。
湯温を低くしているのは、苦味の溶解を少し抑えるためです。(甘味は低めの湯温でも出ます。)
コーヒーの甘味はわずかなもので、フレーバー(香り)から来ているものとも言われています。「砂糖をひとつまみ」入れたほうがよっぽど甘いです。それでも、多くのコーヒー好きが求めてやまないのが甘味です。「今まで感じたことが無い」という人も意識するだけで変わってくることもあると思います。コーヒーの自然な甘さを楽しんでみてください。
本日からコーヒー豆「パナマ ハートマン14/15」を販売開始します。
焙煎度はシティローストです。
ご購入量 | 価格 |
100g | 600円 |
200g | 1,160円 (100gあたり580円) |
500g | 2,800円 (100gあたり560円) |
コスタリカ ガンボア同様に、ナチュラル方式で加工された中米のコーヒー豆です。
どうぞよろしくお願いします。
【基本情報】
エリア | チリキ県サンタクララ |
標高 | 1,500m |
生産者 | ハートマン農園 |
クロップ | 14/15 |
加工方式 | ナチュラル |
品種 | カツゥーラ |
認証 | – |
ハートマン農園は原生的な自然環境を保全したエコツーリズム農園です。
1940年にラティボール・ハートマンが今日のハートマン農園を創業し、現在は5人の兄弟姉妹が農園の運営管理とツーリズムを手分けしています。
コーヒーは三代目ハートマン(ラティーボルJR・ハートマン)が担当しています。
ハートマン農園では、ティピカ、ゲイシャ、パチェ、マラゴジーぺ、カツーラの5品種を栽培。精製方法はウォッシュド、パルプドナチュラル、ナチュラルの3通りで精製しています。今回紹介するのは、カツーラのナチュラルのみに限定したスペシャルバージョン)です。
ハートマン農園のファーマーへのインタービュー動画(英語)です。