ドリップスタンド(特別仕様)

昨日紹介したドリップスタンドとは別に、特別仕様で作っていただいたものがあります。細かいニーズにもオーダーメイドで対応していただける事例として紹介したいと思います。

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これが特別試用バージョンです。ドリップスタンドの台座にHARIOのスケールを置いて、さらにその上にFire-Kingマグを置いた時にピッタリ合うように作っていただいています。
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コーヒーの焙煎や抽出を仕事にしているものなら、きっちり抽出量を測って、味をとりたいケースがあります。
このような場合に、スケールの上にマグやサーバを置くことで、抽出量(g)を測定します。

この特別仕様バージョンの場合、スケールに荷重をかけるものは、以下のとおりです。
・マグ
・マグの中の液体

シンプルですね。(^^)

HARIOの純正ドリップスタンドもありますが、ドリップスタンドがスケールの上に乗るように設計されています。
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この場合、スケールに荷重をかけるものは、以下のとおりです。
・ドリップスタンド
・サーバ
・サーバの中の液体
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・ドリッパー内の粉
・ドリッパー内の液体

一杯ありますね。(^^;)
やっかいなのは最後の「ドリッパー内の液体」です。蒸らしの前にTAREすると、マグには落ちていない、ドリッパー内の液体まで加算されてしまいます。
取説の手順では、蒸らしの後にTAREするように書かれていますが、その場合はTAREする前にマグにポタポタ落ちた分が除外されてしまったり、TARE後にさらに粉に染みこんだ液体分が抽出量として加算されてしまったりと、正確な測定が困難です。

このような課題を解決するために、特別仕様バージョンを制作することとなりました。
さすがにこの仕様は、プロかマニアのかたにしかニーズが無さそうですが、既に使用中のドリッパーや容器にぴったり合うものが欲しいとかはあるんじゃないかと思います。お気軽にご相談いただければと思います。

ドリップスタンド出来ました

店主の故郷・佐用町の職人さんにお願いしていたドリップスタンドが届きました。
早速淹れてみましたが、これでドリップすると、とても心が安らぐ感じがします。
ホッと落ち着いて味わいたい時の一杯を入れるのに最適なアイテムになっていると思います。

店頭で販売開始しましたので紹介します。

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No.1 マグ用
・台座、天板に集成材使用
・支柱は糸面仕上げ

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No.2 マグ用
・台座、 天板に集成材使用
・支柱はボーズ面仕上げ

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No.3 マグ用
・台座、 天板に無垢材使用
・支柱は糸面仕上げ

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No.4 サーバ用
・台座、 天板に集成材使用
・支柱は糸面仕上げ

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No.5 サーバ用
・台座、 天板に集成材使用
・支柱はボーズ面仕上げ
・天板にコーヒー豆の埋め木あり

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No.6 サーバ用
・台座、 天板に無垢材使用
・支柱は糸面仕上げ
・天板、台座、支柱にコーヒー豆の埋め木あり

大まかなサイズは以下のとおりです。
・穴の直径 約73mm
・天板と台座の間の長さ 140mm(マグ用),193mm(サーバ用)

マグ用、サーバ用としてますが、あくまで当店で取り扱っているV60ガラスドリッパー(樹脂スタンドをはずした状態),Fire-King マグ, メリタNEWストレートポットで組む場合のことです。
下の2つの写真は同じドリップスタンド(No.3 マグ用)ですが、ドリッパーによってはむしろサーバのほうに合うのがおわかりいただけるかと思います。実際にお使いの器具をお持ち頂いて確かめていただくことをオススメします。

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販売価格は各1,800円です。No.1 のみ少し傷があるのでアウトレット品として1,400円で提供させていただきます。

時間&送料はかかりますが、オーダーメイドも承ることができます。サイズや仕上げに対するご要望などありましたら遠慮なくご相談下さい。

コーヒー麻袋トートバッグ(2014 秋冬) ができました

ペルー モンターニャベロニカ

麻袋のトートバッグを新しくつくりました。贈り物、ギフトにいかがでしょうか。

全て実際に当店で焙煎した生豆が入っていたものです。
生産国から当店に届くまでの道のりで付いた、傷、汚れ、マジック書きなどありますが、それらは欠点では無く勲章のようなものだと思っていただけるとありがたいです。

全て内側にポケットがついています。写真では細部まではわかりにくいと思いますので、ぜひ手にとってみてみてください。

ラオス ティピカr
ラオス ティピカ。神は神戸の略だと思われます。

インドネシア ブルーリントン
インドネシア ブルーリントン。当店ではリントンニフタという産地名をつけていました。


インドネシア ブルーリントンブルーリントンはもう一個あります。


ブラジル サントスアスレタのウェアでおなじみですね。カフェブラといわれたりしますが、ブラジャーみたいで個人的にはあまり好きな呼び方ではありません。



ペルー モンターニャベロニカペルーのフェアトレードコーヒー。モンターニャベロニカ(山)が書かれています。



ペルー モンターニャベロニカこちらもモンターニャベロニカ。COCLAは生産者団体名です。

コーヒー豆「ボリビア プーマプンク」販売開始のお知らせ

本日(11月23日)からボリビアのコーヒー豆「プーマプンク」を販売開始しましたのでお知らせします。
焙煎度はシティローストです。昨日販売終了したケニア キリニャガとの入替えになります。

ご購入量 価格
100g 520円
200g 500円 (100gあたり420円)
500g 2,400円 (100gあたり400円)

プーマプンクというのは「プーマの扉」という意味だそうで、購入先からの話では実際に農園のまわりをプーマがウロウロしているらしいです。
最近アジアなどのコーヒーに見かける、動物が食べたコーヒー豆を糞から取り出す類のものではありません。

周りをプーマがウロウロしている農園です

南米のコーヒーは今が「旬」です。コーヒー豆も農作物ですのでもっと「旬」が意識されるべきだと思います。「旬」の味覚を味わってみてください。

 

コーヒー豆: ブラジル サントス

【基本情報】
エリア
標高
生産者
クロップ
加工方式 ナチュラル
品種 ムンドノーボなど(特定不可)
認証

最大のコーヒー生産国ブラジルのコーヒーです。
サンパウロ州の港・サントスから輸出されるので、「サントス」と呼ばれてい
ます。No.2はその中で最上級の等級です。加工・精製はブラジルの伝統ともいえるナチュラルです。伝統的な加工方式によって「これぞブラジル」という伝統的なフレーバが生み出されています。

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ネットショップ 商品ページ

コーヒー豆: ボリビア プーマプンク

【基本情報】
エリア ラパス県カラナビ郡ノルテ
標高 1,500m
生産者 プーマプンク農園
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト
品種 ティピカ
認証 バイオ・ラティーナ有機認証

本来ボリビアは、気候、地形ともコーヒーに恵まれている生産国ですが、少農家毎に精製・加工していたことなどにより品質の評価は高くありませんでした。
近年は加工プロセスが改善され、スペシャルティコーヒーの世界でも評価が上昇しています。

プーマプンク農園は午後の太陽が降り注ぐ西側斜面、ティワナク遺跡群の中にあります。農園名は現地のアイマラ語で「プーマの扉」という意味。その名の通り、プーマが生息し、山を駆け回っています。

バイオラティーナとはペルーを中心とした中南米11カ国(ペルー、メキシコ、グァテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、コロンビア、エクアドル、ボリビア、ベネズエラ)に
拠点を構えたUSDA(アメリカ農務省)公認の認証団体です。このバイオラティーナとUSDAのオーガニックプログラムの基準を満たしたものに交付されるのがバイオラティーナ有機認証です。

周りをプーマがウロウロしている農園です